コリスの戦い
12月15日。悠月と羽澄はイサリ公国でハメルたちと対戦した。コリスは紺のブレザーに白のミニスカート。悠月はパープル。羽澄は黒の下着とオーバーニーソックスを身にまとった。マルスは白のセーラーに白のズボン。対戦場所は廃校の体育館。「また逢えて嬉しいよ悠月」「待たせたわねハメル」「羽澄は冬服に慣れた?」「実はまだしっくりこないの」4人はしばらく雑談に花を咲かせた。まずは柔軟体操。ハメルは悠月。ルネは羽澄と組んで柔軟体操を始めた。久々に肌を合わせてみると彼らはやっぱり成長してる。コリスはなぜ昨日浅美たちがアデルたちに甘えきらなかったかを理解した。彼らの成長を恐れたからだ。魔法戦士はマルスの成長に敏感。いかに女性化が進んでも彼らが怖い存在なのに変わりはない。たとえハメルたちのデータが非公表でも肌で感じる成長はある。マルスはいつもと同じだが、私たちは緊張気味。でも雑談タイムでは努めて明るく振る舞った。せっかくこぎつけた再戦だし変な空気にしたくない。悠月はハメルが自分に気を使ってくれているのを感じていた。となればそれなりの戦いをしなくちゃ彼らに申し訳ないわ。1ヶ月も待たせたんだもの。母親は気負いがちだが娘の方はそうでもない。いよいよ再戦が始まる。マルスがステージへ。コリスが真ん中の足場へ。4人は白のアームカバーを装着した。悠月たちはからだをかがめてジャンプ。天井に両手をつき、反動を利用してステージに向かった。いきなりかすったのでまずまずのスタート。対面でも美人母娘はハイキックで果敢に攻めた。足が高く上がらずミドルキックに近いが、彼らもそんなに動きがよくない。コリスは安堵した。ステージではムリをせず真ん中の足場へ戻った。奥へと追いやられなければ大丈夫。悠月たちはハーフキックが決まり始めた。徐々にかするシーンが増えた。荒削りではあるが、ブランクは埋まりつつある。対面ではハイキックとローキックのコンビネーションで攻めた。ハメルたちの反撃はさほどでもなく前半はコリスが押し気味のまま終了した。後半に入っても彼らの即興が始まらない。「今日はないの?」「最近は冴えなくてね」本心かどうか定かでないが、悠月たちは安堵し逆に仕掛けた。それは2倍速のオクラホマミキサーを踊るダンスゲーム。中の人が止めた時点でのパートナーと深いキスを交わすだけでなくそれ以上の行為に及んでもいい。だがリスクもある。私たちが母娘でいられなくされちゃうかもしれない。ダンスゲームは白熱したが、意中の人とはなかなかできない。どころか悠月はルネ。羽澄はハメルに激しく責め立てられた。更には母娘同士の深いキス。何しろ舌をからませないといけないのだ。や、やっぱり全然違うっ。ニュース映画で見たのと実戦はまた違う。ここ1ヶ月でマルスは腕を上げていたが、私たちの積み上げはない。そのせいかコリスは早くも彼らに押され気味。こ、こんなはずじゃ。トドメは彼氏からの本気のキス。悠月たちはグラっときた。美人母娘の誤算はハメルたちの成長。確かにこれまでの彼らならばいい勝負になったに違いない。でもマルスの女性化にはそれなりの成長があった。コリスはまず違うパートナーから激しく責め立てられた。次に身内同士の深いキスに溺れていった。更にはたまに回ってくる大本命との本気のキスで激しく燃え上がった。悠月たちはギンギンにいきり立ったイチモツをしごいたり玉袋をそっと柔らかく手のひらで包み込むように愛撫するなど反撃した。でも1ヶ月に及ぶブランクに加え、美人母娘にはそこまでのテクニックがない。ダンスゲームならば五分の勝負に持ち込めると思ったが、コリスにはハメルたち以上のテクニックがない。もちろん彼らだって腕が格段に上がりはしないが、アリエスとの関係を深める中で着実に成長していた。皮肉にもマルスの女性化は必ずしも彼らの弱体化を意味しなかった。このあたりは異世界側の誤算でもある。悠月たちはどうにか流れを引き戻そうと奮闘した。しかしながらハーフキックは威力を欠き、対面でも力みが目立ち始めた。ダンスゲームでのダメージは意外なほど大きく、美人母娘は口内とふくらみを激しく蹂躙されまくった。きっキスまでもが上手になってる❤コリスは違うパートナーとの深いキスに溺れ、ふくらみを激しく揉みしだかれた。身内同士の深いキスでコリスは激しく燃え上がった。悠月たちは母娘でお互いのふくらみをまさぐり合った。トドメは大本命との深いキス。美人母娘は彼氏と舌をねっとりからませ合い、自慢の桜色の胸のつぼみをビンビンにされまくった。終局は早かったが、マルスはあえて長引かせ、コリスを気づかう余裕を見せた。悠月たちは痛いほどビンビンにされまくった桜色の胸のつぼみをつねりあげられ、ビクンとからだを震わせた。そのまま糸が切れた人形のように崩れ落ち、復帰戦を勝利で飾ることはできなかった。