自心の詩
天気予報は晴れ。降水確率0%。
それは真実らしく、絵に描いたような晴天が広がる。
まるで今の自分との対比と思える程に、青い。
自分の心は大雨。降水確率100%。
それは真実らしく、色褪せた写真のような曇天が広がる。
まるで今の天気との対比と思える程に、灰色っぽい。
心が潰れてしまう気がする。
課題やら教科書やらを身体中に乗せられて、それだけで潰れそうなのに、それが濡れてしまって、心にヒビが入ってしまった気がする。
学校での人間関係が辛くて、ちょっと休みたいだけなのに、『逃げるな』という声が聞こえてきて、心に穴を開けられた気がする。
途切れなく出る課題とかに取り組めなくて、やらなきゃいけないのに、できない自分を責めてしまって、心に黒い墨が塗られた気がする。
ひび割れて、穴が開き、黒く塗られたその心。
それは、今の自分の心を的確に表している気がする。
心が潰れてしまう気がする。
━━いつか。
━━だけど、『泥沼を泳いた後のシャワータイム』のような存在が、自分にはある。
それでどうにか心を『仮修復』して、心療内科で『建材』を貰えたら貰ってくる。