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〜勇者達の様子〜
ー一方その頃ー
「あぁ、めんどくさい」勇者パーティーの一人が呟いた。どうやら勇者達は、雑用人がいなくなってからこれまでの生活が不便になってとても後悔していた。しかし、勇者はハーレムパーティーになった事でこういう雑用ごとを楽しそうにするようになったので支障はなかった。テントを張り終わった勇者パーティーは、クビにした雑用人の話をし出した。一人は、「飢え死にしてるよね」またある一人は、「魔獣にやられてるでしょ」と言いたい放題に言っていた。
(雑用人の真の実力も知らないのに)
ー翌日ー
勇者パーティーは、都市「パンドラ」へと向かっていた。これまで勇者パーティーは、平原など地上にいるモンスターしか倒せなかった。なぜなら、ギルドに加入していなかったからだ。勇者達は、自分達の絶対的身分があるので都市への出入りは自由なので年に一度のギルドの出張屋は待たなくてもいいのだ。
次も勇者達の様子を書きたいと思います。