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いつもの宏明

翌日、宏明達は遅くまで起きていたせいか、九時半過ぎに目覚めた。

軽く支度をして、食パンと牛乳を食べ、四人は家の周辺を散策することにした。外に出ると、心地よいくらいの風が吹いている。

「ホント、素敵な場所だね。都会と違って自然が多いし、空気が澄んでる」

京子は伸びをしてから、今までの生活を忘れるように言った。

「別荘でもいいくらいだね」

「家にするにしても高いんだろうな」

「きっと高いんだよ」

「…だろうな」

宏明以外の三人は、家を羨ましそうに見ながら語っている。

そんな中、宏明は考え事をしていた。それは、昨夜の明の話だ。

――明兄さんに好きな人か…。恋を実らせたいって言っていた明兄さんの表情、なんか切なそうだったな。

明が頬を赤くしながら、宏明だけに好きな人がいると話してくれたのだ。名前を聞いた宏明は、とにかく驚いたというところだ。

――あの人に恋してるとはねぇ…。明兄さんのタイプってわけか。

「ヒロってば!」

いきなり京子の大声が宏明の耳元で聞こえた。

「なんだよ? オレの耳元で大声出すなよ」

宏明は耳をふさぎ京子に言う。

「どっか穴場みたいなとこないの?」

「穴場ねぇ…」

頭をかきながら、困り果てた表情を浮かべる宏明。

「家の中、案内しようか? 叔父さんの書物室があって、広くて書物いっぱいあるんだ」

「じゃあ、家に戻ろう」

茂はうなずき言う。

「入っても大丈夫?」

「許可取れば大丈夫だ」

四人は家に戻り、広次に書物室に行くと許可を取ると、二階の奥に書物室に向かった。

中に入ると、書物がぎっしりと本棚が並べてある。

「すごいね。本がいっぱいあるんだ」

紀美は書物室を見渡しながら言う。

「叔父さんが外国好きだって言ってたからせいか、外国の本が多いね」

京子は一つ一つ手に取ってみる。

「読みたいんだったら借りていいぜ。ここにいる間に読み終えるんだったらの話だけど…」

「いいの?」

「うん。後でオレから叔父さんに言っておく」

「私、借りて読んじゃおう!」

そう言うと、京子は本を選び始める。

「ノンちゃんは借りないの?」

「借りるけど何の本にしようかなと思って…」

紀美は自分の興味のある読みたい本を選んでいる。

そして、二冊の本を選び手に取った。

「『赤毛のアン』と『あしながおじさん』か。私は中学の時に読んだよ」

「へぇ…私は初めて読むんだ。まぁ、アニメでは見たけどね」

「そっか。これからどうする?」

「部屋戻ろう。私、本読みたい」

紀美は二冊の本を見つめながら答える。

「じゃあ、戻ろうか。もうすぐで昼食だけど時間になるまでゆっくりしようか」

四人は書物室を出ると、部屋に戻った。





午後十二時半、昼食の時間がやってきた。四人は台所に着くと、昨夜の夕食で座った席についた。

全員が集まると、みきが一人で昼食を運んでくる。

「あれ? 恵子さんは?」

博文がみきに聞く。

「さぁ…。朝食の後片付けが終わった後に、“部屋でやらないことがあるから各部屋の掃除はみきさんがやっておいて”って言って、部屋に戻っていってしまったんです。昼食の時間を始める十一時半になっても戻って来ないから、用がまだ済んでいたいのだと思って、私一人で昼食を作り始めたんです」

みきは博文だけじゃなく全員を見ながら答えた。

「変ねぇ…。いつもの恵子さんなら用が済んでなくても出てくるはずなんだけどね」

春美は首を傾げている。

「オレ、見てこようか?」

「そうしてくれる? 明、恵子さんの部屋わかってるわよね?」

「わかってるって。三階の右奥の部屋だろ?」

そう言うと、明は台所を出ていった。

「恵子さんどうしたんだろ? 部屋で体調でも悪くなったのかしら?」

春美は顎に手をあてながら心配している。

「そうだな。体調悪くなって寝てるならいいけど、なんだか心配だな」

広次も心配しながら昼食に手をつける。

「しっかり者の恵子さんだけに心配だよな」

博文も心配そうにナフキンで口を拭きながら言う。

その時だった。三階から明の叫び声が家中に響いた。

宏明は立ち上がり、台所を出る。そのあとに全員もついてくる。

宏明が三階にある恵子の部屋に着くと、廊下で腰を抜かしてしゃがみこんでいる明がいた。

「明兄さん! どうしたんだよ?!」

「あ…あ…あれ…」

明は声にならない声をだし、部屋の中を指をさしている。

宏明は明の指をさす方向へ目線を向けると、目を丸くした。

「け、恵子さん?!」

「宏明君!!」

広次が近寄り、宏明同様、恵子の部屋を覗いた。

「恵子さん!」

「入ったらダメだ!!」

宏明は中に入ろうとする広次を止める。

残りの六人も恵子の部屋を覗くと、表情を一変させた。

「とにかく、救急車と警察を!!」

宏明はみきに向かって指示する。

「はい、わかりました!」

すぐに返事したみきは、一階へと引き返した。





みきが救急車と警察に連絡してから約二十分して、二つがほぼ同時に到着した。

三階の恵子の部屋と三階の入り口は、立ち入り禁止のテ―プが貼られ、宏明達は居間で事情聴取を受けることになった。

居間で待っている宏明達は誰一人として口を聞かないままでいる。広次と春美にいたっては、優秀な家政婦を失ったことに相当なショックを受けている様子だ。

しんと静まっている居間に警察官二人が入ってきた。

警察官の一人は、宏明や紀美がよく知っている人物だった。

「谷崎警部じゃん!」

京子はその場の雰囲気に似合わない明るい声を出した。

「二葉君達どうしてここにいるんだ?」驚いている谷崎警部に、

「オレの親戚の家なんや。亡くなったのは、家政婦の寺島恵子さんだ」

宏明は説明した。

「そういうことか。私は谷崎です。こちらが…」

「田村です」

もう一人の三十代半ばの警察官が自分の名前を名乗った。

「警部! こちらの奥さんの妹さんが来られました!」

制服を着用した警察官が居間に入ってきて言う。

「夏美!」

「恵子さんが亡くなったって本当なの?」春美によく似ていて、春美よりふくよかな体型の夏美が聞くと、春美は頷くだけだ。

二人は少し話をすると、谷崎警部と田村刑事のほうを見た。

「では、お話を聞かせてもらいます」

谷崎警部がそう切り出した後、軽くため息をついた。

「家政婦の寺島さんが亡くなられた時刻は、午前十時から午後十二時までの二時間の間です。その間、みなさんはどこで何をされていましたか?」

谷崎警部は手帳とペンを持ちながら聞いた。

「私は主人と買い物に行っていました」

最初に答えたのは、春美だ。

「何をお買いになられたんですか?」

「今日、夏美が来るからお菓子を買いに…。レシ―ト見せましょうか?」

そう答えると、春美は和菓子店でもらったレシ―トを財布から出して、二人の警察官に見せた。

谷崎警部はレシ―トを受け取り見ると頷いた。

「午前十時三十七分か。この店はどれくらいかかりますか?」

「車で二十分くらいです」

次に答えたのは広次だ。

「そうですか。山崎夫妻には無理だな。じゃあ、あなたは?」

博文のほうを向いて聞く谷崎警部。

「小説を書いていました。趣味で書いているもので…」

博文はもじもじとして答える。

「勿論、お一人で、ですよね?」

「はい。部屋は一人部屋なんで…」

「では、あなたは?」

「オレは一人で部屋にいたぜ。残念ながら、アリバイを証明してくれる人間はいね―けどな」

明は頭をかきながら答える。

「家政婦さんは?」

「私は家事をしていました」

「二葉君達は?」

「オレらはこの家の外で散歩したり、書物室に行ったりしてたよ」

宏明が代表で答える。

簡単に全員のアリバイを聞くと頷く。

「みなさんのお名前をお伺いしたいのですが…」

遠慮がちに田村刑事が聞いた。

宏明達以外の名前を聞くと、二人は首を傾げた。

「失礼ですが、明さんと博文さんは兄弟なのにあまり似ていらっしゃらないですね。特に博文さんは広次さんと春美さんのどちらにも…」

谷崎警部は明と博文を交互に見ながら言った。

「はい。明は実の息子なんですが、博文は養子なんです」

広次の説明に、二人の警察官は納得した。

谷崎もこれ以上は追及しなかった。

「事件の話に戻りますが、今のところアリバイがないのは、明さん、博文さん、みきさんの三人ですね」

「まさか…。オレらの中に犯人がいるとでもいうのかよ?」

明は動揺しながら谷崎警部に言う。

「そうではありませんが、一応、被害者と近い人間を疑うのが我々の仕事なもので…」

「みきさん、朝食後の恵子さんの行動は?」

田村刑事は手帳から目を離してみきに聞いた。

「十過ぎに宏明さん達が朝食を食べに来られて、十時半過ぎに宏明さん達の朝食の後片付けが終わってから、恵子さんがやらないといけないことがあると言って、自分の部屋に戻ったんです」

みきは小さな声でさっき宏明達に言ったことを、谷崎警部達にも答えた。

「家事はお一人でしておられたんですよね?」

田村刑事は念を押すように聞く。

みきははい、と返事をすると、田村刑事は手帳に目をやった。

「当然、部屋の鍵はみきさんがお持ちになっているんですよね?」

「いえ、全て恵子さんが持っていました」

「本当ですか? 嘘を言ってはいけませんよ」

「本当です」

怖い表情をして聞く、谷崎警部に、泣きそうな表情を浮かべるみき。

「みきさんの言ってることは本当です。部屋の鍵は全て恵子さんに預けていたんです」

広次もみきが嘘をついていないことを証明する。

「いいでしょう。後で調べたらわかることですから…」

ため息まじりで言った谷崎警部。

その言い方に涙目になっているみきは、今にも泣き出してしまいそうだ。

「警部、凶器は見つかったのか?」

「首吊りなんだが、太いヒモ状で殺害されている」

「首吊りだったら自殺なんじゃないの? それで他殺だなんておかしくない?」

京子は谷崎警部の答えに納得がいかないようだ。

「自殺だと断定は出来ないが、他殺自殺の両面から見ているんだ」

谷崎警部は京子が納得するように説明した。

答えを聞いた京子は、そうなんだ、という表情をした。

「とにかく、今日一日は家から出ないで下さい」

「あの、オレは明日仕事あるんで家に戻りますけど…」

明は申し訳なさそうにする。

「ここに住んでるんじゃないんですか?」

「別のとこで一人暮らしをしているんです」

「事件が起こった以上、ここにいてもらいたいんですけどね」

谷崎警部は困ったなという表情をしながら頭をかく。

「すいません。明後日、仕事が終われば戻ってきます」

「わかりました。特別に許可しましょう。明後日には必ず戻って来て下さいね」

明が逃げないとわかったのか、特別に承諾した。

「わかりました」

明の返事を聞くと、二人の警察官は居間を出て行った。






午後四時半、特別に帰宅を許可された明は、自宅へと戻って行った。春美は寝込んでしまった為、見送りは広次と博文だけだった。

宏明は現場となった恵子の部屋へと向かった。

谷崎警部からは恵子の部屋に入ってはいけないと言われていたのだが、宏明はそのことを無視したのだ。

――自殺…。ホントにそうなのか? 自殺するような理由でもあったのか? 叔父さん達に聞いてみないとわからないけど、昨日、見た時点では自殺するって感じじゃなかったけどな。

宏明は恵子の部屋の中を見渡しながら思っていた。

――特に変わったところはないよな。

「宏明君」

女性の声で呼ばれた宏明が振り向くと、夏美が恵子の部屋を覗いていた。

「夏美さん、でしたっけ?」

「そうよ」

夏美は頷きながら、部屋に入っていた。

「初対面よね」

「はい。夏美さんのお名前は叔母さんからお聞きして存じてました」

宏明は夏美のほうを向き直り言った。

「私も姉から聞いてて知っていたわ。なんでも大学の痴漢事件を解決したとかで…」

「あれは自分からやりたいと言い出したことなんで…」

「それに、男前で頭もよくて身長も高いし…自慢の甥だって言ってたわ」

夏美の言葉にすっかり照れてしまう宏明。

「いや、そんな…」

「姉が言うのもわかるわ。いい青年だわ」

夏美は頷きながら言う。

「で、どうなの? 恵子さんの事件は…」

「う〜ん…今のところなんとも言えなくて…」

困り果てた表情をする宏明。

「自殺じゃなかったらいいのに…。だって、恵子さんは山崎家の家政婦として仕事はきっちりしてるし、なんたって輝いてたもん」

夏美は机の上に置いてある写真立ての中の笑顔でいる恵子を見つめている。

「もし、殺人なら誰が殺ったのかしら…?」

「この家で殺人なんか出来る人はいないはず」

夏美の意見に、否定する宏明。「そうよね。じゃあ、外部の人間ってこと?」

「まだわからないけど、恵子さんが亡くなった時刻は全員がそれぞれ別行動してたからなんとも言えなくて…」

宏明は腕組みをして答える。

――ちゃんと調べたわけじゃないけど、この部屋に何か仕掛けをしたとかそういうのはなさそうだしな。

「遺書はなかったのかしらね?」

「さぁ…。警部が何も言ってなかったから、遺書は発見されなかったんじゃないですか。発見されてたらオレらに伝えてるはずだし…」

「やっぱり他殺なんじゃ…?」

「オレもそう思います。だけど、他殺だという証拠が…」

他殺だと思う宏明だったが、正直なところ証拠がないため、他殺だとどう証明していいのかわからなくて内心焦りでいっぱいだった。宏明の中で警察が自殺と処理してしまうことが、一番恐れているのだ。

――これは自殺だ。警部に言っておかないと…。

宏明は確たる証拠がないまま、漠然とそう思っていた。





「他殺…?」

宏明の言葉に手帳を見ていた谷崎警部が顔を上げた。

あれから宏明は夏美と別れて、警察へと直行したのだ。

「他殺という何か証拠はあるのか?」

「いや、証拠ってのはないんだけど…」

「証拠がないとなんとも言えないな」

少し強く言うと、谷崎警部は再び手帳に目をやった。

「それにいつもの二葉君じゃないじゃないか」

手帳に目をやった谷崎警部は、そっと宏明に目配りをさせて言った。

「え…? いつものオレ…?」

宏明は谷崎警部の言っていることがわからず首を傾げる。

「いつもの二葉君ならきちんと証拠を持ってきて、筋を通して話すじゃないか」

証拠もなしに他殺と言い出す宏明に、何かおかしいと感じた谷崎警部。

「そりゃあ、そうだけど…」

指摘されて思わず、うつむいてしまう宏明。

「親戚の家政婦ってこともあるのかもしれんが、先走らんといてくれよ」

「大丈夫だよ」

「恵子さんてどういう人だ?」

谷崎警部は話題を変える。

「仕事がテキパキ出来る人だ」

「いつ頃、山崎家に来たんだ?」

「十年程前。なんでも旦那と離婚して職がないもんで、どこか住み込みで働きたいという要望で、叔父さん達の家に来たらしいぜ」

当時、小五だった宏明が、夏休みに兄二人と三人で広次の家に遊びに行った時に、春美がそう話していたのを、今でも鮮明に覚えている。春美に紹介された恵子は、少し恥ずかしそうにしていたが、宏明には第一印象は良かった。

「そうだったのか。みきさんのほうはいつ…?」

「半年前だ」

「みきさんは入ったばかりだったんだな」

「うん。大学卒業した後に、一年半、飲食店の正社員で働いてたみたいだけど、家の事情で辞めてしまったみたいだ」

みきと初めて会った日、広次に聞いたのか、母が話していたのだ。

「家の事情…?」

「詳しいことは聞いてないからわからない」

母も谷崎警部同様に、“家の事情ってなんだ?”と質問したらしいのだが、みきは話しにくそうな表情をしたため、それ以上は聞かなかった。

「そうだったのか…」

「叔母さん曰く、“みきさんはまだまだね”って言ってたぜ」

「まだ半年だからな。余談はそれくらいにして、一番、聞きたいことがあるんだが…」

谷崎警部は咳払いをした。

「なんだよ?」

「博文さんの事なんだ。養子らしいが…」

谷崎警部は少し聞きにくそうな表情をする。

「十二年前に施設から引き取ったんだ。博文さんが小五の時に山崎家に来たんだ。オレは小三だって、叔母さんの妹の夏美さんの息子だと思ってたんだ」

博文と初めて会った日のことが、宏明の脳裏に浮かんだ。小五にしては、宏明より身長が五cmくらいしか違わなかったし、顔色も冴えなかった。

不思議に思った宏明が、春美に聞くと、“身体の成長が遅いだけ”としか答えてくれなかった。

それからというもの、広次の家に行く度に、明と博文と遊ぶことがあったが、どうしても“博文君”とは呼べずに、今日まで過ごしてきた。

「夏美さんの息子じゃないと気付いたのはいつ頃だったんだ?」

「小五の秋くらい。兄貴が教えてくれたんだ」

宏明は机の上で指を組んだ。

「明さんとはどっちが上だ?」

「明兄さん」

即答した宏明に、谷崎警部は頷きながら、

「わかった。広次さんの家にはいつまでいる予定だ?」

「五月六日までの予定でいるけど…」

「そうか。早く帰らないと広次さん達が心配するぞ」

谷崎警部はこれで話は終わりだというふうに立ち上がった。

「オゥ! くれぐれも事故と処理しないでくれよ!」

宏明は忠告しながら立ち上がる。

「大丈夫だよ」

笑顔で宏明の忠告を受け止めてくれる。

宏明は久しぶりに谷崎警部の笑顔を見たような気がした。

そして、谷崎警部は宏明に一つ言ってないことがあった。


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