始まりの日
「ほかに必要なものとかはないね?」
玄関の入り口で一人の女性が声をかけてきた。
「大丈夫だよ。母さんこそ駅で迷子にならないでね。」
「分かってるわよ。馬鹿じゃないんだから迷ったら駅員に聞くわよ!」
「いや、駅員に聞いてる時点で迷ってるから!!」
そんなくだらないやり取りもすぐに終わり、母さんも移動し始めた。
「次ぎ来るのは入学式の前日になるからね。」
「おう!気をつけて帰りなよ。」
「うん。じゃああんたもがんばるのよ?」
「おうともさ!」
こうして母さんは静岡に帰っていった。
俺は、条 勇人この春から専門学生になる。専攻学科はゲームプログラマーといったちょっと変わった専攻だ。子供のころから好きだったゲームにかかわる仕事を目指して進学した。
実家は静岡県にあるんだが学校は東京都にある。つまり、ここから俺の一人暮らしライフが始まるわけだ。
「さて、母さんが帰り一人になったが何をしよう。学校開始までは、まだ期間があるしな。」
実際に最初に学校に用事があるのは4月4日だが、今は3月18日だ。
明らかに早くつきすぎである。
「実家の事情もあったけどやっぱ早くつきすぎだな。」
一人暮らしには十分な六畳の部屋をぐるぐる回ること30分
「よし!区内一周でもするか!」
ここで勘違いしないでもらいたいのが俺は決して運動が好きなわけではない。むしろ嫌いな部類に入るぐらいだ。実際そんな大きな場所でもないしちょうどいいと思ったわけだ。
そうと決めると俺はすぐさま部屋を出て家の鍵をかけて新品の自転車にまたがりこぎ始めた。
自転車で区内を一周するのに大体5時間ぐらいかかった。途中いろんな店に入っていったのでいい時間つぶしにはなったかもしれない。
「さて、もう19時か。家に帰るか。」
家には母さんが買ってくれた食材があったのでそれを軽く料理して終わった。その後シャワーを浴びてベットに横になりながらPZ4を起動した。
「あぁー!やっぱり湯船につかりたい!!」
静岡に居たころは風呂はつかるものだったのもあり、いかんせんシャワーだけというのはつらい。
「PFO2でチムメンにでも愚痴でも聞いてもらうかぁ。」
そういいながら、俺はPZ4のなかのPFO2を起動した。
一応PZO2のチムマスをやっているのでチムメンには嫌われてないと思う。というか思いたい。
そしてチムメンに愚痴を言いながら寝落ちした。
翌朝チームのマネージャーからスマホのアプリに一通の画像が届いた。
『うわぁ、またチムマスもとい寝落ち姫が寝落ちしてんじゃんw』
『いつものことw』
『ローアングルからSS(スクリーンショットの略)撮ってやろw』
こんなチャットのログの画像だった。
先に言っておくがこのゲームは女キャラの方がコスチュームが多くて遊びがいがあるから女キャラなのである。決してネカマプレイはしていない!
決してネカマプレイはしていない!!←大事なことなので二回言いました
とりあえずこのときSSを撮ったやつは処すことが決定した。
今回は読んでいただきありがとうございました!
作者の自己満足ともいえるお話ですがよければ次回も読んでいただけるとありがたいです!
ちなみに作者は内容にも書いてあるとおり、運動がとても嫌いですw
スポーツとかつらいだけじゃん!Mなの!?とか思っちゃう人です!
もしスポーツ好きな人いたらごめんなさい!許してくださいなんでもしま以下ry
また、この話を読んでると作者の特定が簡単にできてしまうので探さないでください!
ってきっと興味ないですよねw
多少長くなりましたがこれで最初のあとがきを終わりにしますw
たびたび申し上げますが、今回は読んでいただきありがとうございました!!