もしも異世界にトリップしたらどうするか? 《ファンタジーver》 [1] :文
もし、ファンタジー異世界にトリップしたら、どうするか。 [1]
玄関のドアを開けたら、森の中でした。
――――――――――――――――って。
「…………な、え、……はぁ!?」
いやいやいや。いやいやいや、なんで俺こんなトコいんの!?
落ち着け。落ち着くんだ、俺。
まず、こんなことになる前にあったことを思いだせ!
部活終わって、友達の健と校門を出る。
健と教師の菜々先生の可愛さを語り合う。
話に白熱しすぎて電柱に激突する。
健に爆笑され苛ついたため、近くの看板に顔をぶつけてやる。
喧嘩になったが、菜々先生の萌えにより更に硬い友情で――――――――っと、脱線してしまった。思い出すのはその後だ!
健と別れ、茜色に染まる道を少し早めに歩く。
家の柵の小さな扉を開ける。
イヤホンや赤い縄などが絡まっていて取り出しにくかったが、バックから鍵を出す。
父さんが作った罠を飛び越え、ドアの鍵を開ける。
ドアを開く。
森のなかに居た。
…………特に変わったことなんて無いんですけどォォ!?
なんだよコレ、これは父さんの新しい罠なのか!?
俺の父さんそこまで人間やめてねえはずだよ!?
健と帰ってる間はいつもと同じだ。
柵の扉は母さんの趣味だし。
バックのイヤホンや赤い縄はいつも入れてる物。
なのになんでドア開けただけで変なとこトリップしてんの!?
…………ん? トリップ?
何時の間にか知らない所 森 トリップ
もしかして : 異世界トリップ
嘘だろおぉォォ!?
[2]に続きます
主人公
(自称)一般人。父親が家の中や庭に罠を仕掛けることができて、絶対893だろ、っていうか893だよね? という人に頭下げられてても一般人。母親が護身術よ? と言って色んな縄の縛り方や戦い方教えてくれたり、素手で芋切れても一般人。
その御蔭で対人戦闘負けなしだったり、縄の扱いが異様に上手かったりしても一般人と言い張る奴。
健 : 一般人。但し諜報能力が天才的。それ以外は普通のやつ。




