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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

苺の花言葉は?

作者: 栗花薫
掲載日:2024/11/08


 「苺の花言葉は?」



 この問いかけに答えられるか否かが、私と対等の人間関係を築けるかどうかを計る最低条件となるだろう。さあ、勇気を出して答えてみるといい。


 あ、そうだ。苺は果実だから花言葉なんて回答はノーサンキューだ。

 今すぐ巣穴に帰ってそれなりに平和な生活を送るといい。

 凡夫には凡夫の幸福という物があり、天才には天才の幸福がある。

 君が何を選択しようと私は君を問い詰めるような真似はしないし、卑下もしない。

 

 ただ重要なのは覚悟の度合いだろう。

 ()()()()に至るには多少の覚悟を必要となる。


 凡夫どもにはそもそも「苺の花言葉」という言葉が持つ価値がわからない。


 一応言っておくがその意味を知らずとも普通に生活できる。

 童話「都会のネズミと田舎のネズミ」の中で語られているように価値観の相違というものは、この世界どこにでも溢れている。

 まして昨今は多様性が重視される世の中だ。

 知識を学び得る上では、当人に取捨選択の責任がある。

 仮に「底なし沼に自分から入って行く人間がいる」として、それを止める権利が誰にあるというのか。

 答えは至極単純、誰にもあるはずがない。


 人間には自身の死と死に方をを選ぶ自由だけは約束されている。

 それは唯一無二の神から与えられた神聖不可侵の権利であるはずだ。


 もう一度、聞こうか。「苺の花言葉は?」その答えを知る前に軽くテストをしようか。


 君は自分の主食を心太ところてんにしようと思った事はあるか?


 仮にご飯とパン、麺類が各々を「我こそは主食だ」と名乗り出た場合にどの食物の主張を支持する?


 心太ところてんの化身が君と近しい関係にあり、おそらく誰も四者の中から心太ところてんを選択しないという未来を予想できたとする。

 その時、君は情にほだされて「私は主食を心太ところてんにしても良いと思います」と欺瞞を口にするのか?


 私が知りたいのは真実の一端に触れた時、人は己のままでいられるかどうかという事だ。


 時に情義は真理を遠ざけ、不和と不正の温床となる事例など、生きてさえいれば多々目にする事もあるだろう。

 人が人である限り、この世に正しさを立証する正しさなどないのだから。


 世界の真理と人間の表層心理は必ずしも一致しない。


 むしろ融通の利かない心理に対して心理の方が妥協点を探しているくらいだ。

 

 その上で最後に問い質したい。「苺の花言葉は?」



 ここまでつき合ってくれたのだから最低限の礼儀として「苺の花言葉は」に続く回答をするとしよう。



 答えは「寿退社」だ。ビタミンガールズのレモンプリンセス(※首領パッチの仮装)がそう言っていた。

 ちなみに私のビタミンガールズの推しメンが「メロン子」だ。


 以上何の意味もない話だ。



 最初に言ったよな、これ。

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― 新着の感想 ―
「苺の花言葉は?」 そう問われてググった私は師匠とは対等な人間関係を築けるはずもなく……っていうかそもそも師匠と呼んでいる時点で対等ではないわけで……。 私どもの住んでいる地も、急に寒くなりまして、寒…
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