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あとがき

そういうわけで、例えば俺が女になったとして・・・・。最終回でございます。

ご愛読ありがとうございました。

途中経過をご存じかと思いますが、この物語は、最初はもっと早く終わる予定でした。

色々と書きのばしてみようと思って、引き延ばしていました。

勿論、最終回の内容は最初っから決まっていました。

落としどころは決めているので、引き延ばしても内容は変わりませんが、途中は本当につらかった。

ラブコメなんて、同じことの繰り返しでしょう?

本当に世のラブコメ作者さんはメンタルがよく持つなぁと感心しながら、書いていました。

でも、面白いことに途中から、この引き延ばし作業が楽しくなってくるんですね。結構色んな案が出てきます。

今回は、ここで切りましたが、本当なら、お姉様のライバルの女神も登場させたり、お姉様を誘惑する美形の神なども登場させて、もっと長続きさせる予定でしたが、こういうネタは、次回作に取っておこうかと思い、本作はここまでにしました。


やたらとエッチな展開のこの作品ですが、エッチな展開にしたのには、もちろん理由があります。

それは本作も前作の「俺の赤ちゃん、産んでくれ!!」もそうですが、TS小説のテーマの一つに、TS願望のある人の夢をかなえてあげたい。というものを私は掲げています。

小説を書く前に実際に現実のTS者ともいえるニューハーフさんに会いに行って取材したり、ネット上で女装者に質問してみたりしてみましたが、意外なほど、女装者はドМ願望が多かった。(あくまで私が聞いた人たちが対象の話ですが。)

私は、そういった願望が全くないタイプのドSなので、こういっては何ですが、ちょっと引くレベルです。

でも、そういう人って、逆に言うと現実って凄く辛いんだろうなぁ・・・。なんて、思ってしまって、その願望を、夢を小説の世界で叶えてあげようかと思って書いていました。

「えらい上から目線で何様のつもりだ、お前。」と、ご批判があるかもしれませんが、そう思ってしまったものは仕方ありません。そう思ったら、それが書く原動力になってしまうのが創作者だと思っていますので、書くしかありません。


まぁ、そういう理由で本作は、ちょっとエッチなわけですよ。

で、TS美少女と属性がちょっと被るのが、男の娘のはじめです。本当は、私、凄くこの子にスポットを当ててあげたかったのですが、書くたびにすっごいブクマが減ったり、PVが減ったりするので話数を制限せざるを得なかったわけです。TSファンと男の娘ファンって似ているようで実は全然、性癖のベクトルが違ったんだなと実感しました。混ぜるな危険でした。

そうとなれば、はじめも早々に女の子にしてあげるという作戦もあるのですが、これは男の娘ファンの怒りを買うと悟り、今回の落としどころになりました。

作中では、結局、男の娘をキープさせています。


等々、色々と試行錯誤して作った作品ですが、これが私を底辺作家と呼ばれる層から脱却させてくれた記念すべき作品でして。私の目論見は一定の結果を出せた証拠にもなりました。

私にとっては非常に意味のある作品です。

私は、ストーリーのあらすじだけ決めて、細かなセリフや描写は、その日のうちに書き上げて投稿するスタイルをこの半年、ずっとキープしています。リアルタイム更新です。しかも前半は3作品同時進行でリアルタイム更新、後半はボイスドラマを自作しつつ本作品を書いていました。地獄のように忙しかったです。

それでも毎日更新して書き続けられたのは、キャラクターが魅力的だったからだと思います。そのおかげで多くの人に読んでいただけたことを幸せに感じています。

ただ、この作品を描いている最中にボイスドラマでのプレゼント企画をした都合で、評価や感想を入れないように自粛したのは、痛かったですね。それが無かったら、もっと多くの人に読んでもらえたかもしれない作品なのに・・・・。そういう意味で、この作品には申し訳ない事をしたなぁと、反省と後悔もしています。


さて長々と書いてしまいましたが、本作品を読んでいただき、本当にありがとうございました。

今後もこのような話を書いてほしいなど、感想等ございましたら、私のTwitterアカウントにでもご連絡ください。

では、また次回作でお会いしましょう。



黒神譚 


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