あとがき
少し前に、最終話「16-10.旅立ち」を投稿しています。
ども、夢乃です。
「異世界転移 ~変貌を遂げた世界で始まる新たな生活~」を最後までお読みくださり、ありがとうございます。
えー、世の中には、異世界転生・転移ものの小説が溢れています。異世界転生・転移の判断基準とは何か、というと、これは《小説家になろう》のガイドライン https://syosetu.com/site/isekaikeyword/ で定められているところによると、
『主人公が「現実世界」から「異世界」へ転生もしくは転移する要素が存在し、主な舞台が「異世界」である。』
となっています。
しかし、しかしです。
このように決められた上に、猫も杓子もという感じで濫造(失礼)されると、「誰も書いていないタイプの異世界転生・転移ものを書きたいっ!」と思うのが、物書きの人情。……え? 私だけ?
そう思うのが私だけかどうかはともかく、そんな天邪鬼な私が思いついたのが、この小説です。
誰も現実世界から異世界へ転生も転移もせず、主な舞台も異世界ではない。
異世界そのものの理だけが現実世界に転移し、融合してしまう。
これを“異世界転移”と呼ばずに何と呼ぶっ!!!
そんなわけで、今までにないタイプの異世界転移ものの小説のできあがりです。
ただ、“異世界転移”と銘打っていないだけで、異世界の理が転移してくるような小説はあります。その意味では、完全には「今までにない」とは言い切れないのですが…… でもでも、それを“異世界転移”と言い切ったのは初めてだから、「今までにない」で、いいよね?
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さて。
この物語は、いくつか残されている謎があります。
飛竜からもらった卵の殻って、何かに使えるの?
魔法について、マコの考えと実際の現象に、矛盾あるよね?
異変前にあったアレはどうなった?
etc.
これらのいくつかは、第二部「魔王誕生」(仮題)で、ああなってこうなって明かされる予定……なのですが、さてどうしよう。このまま、マコが旅立ったところで終わらせておいた方がいいような……
そんなわけで、しばらくはほっぽっておきます。(ぉぃ)
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最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
また、次の作品でお会いしましょう。
それでは。




