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魔法をかけてあげる!

作者: 星野☆明美

更年期障害でうつ気味になった女性がいたのじゃ。

ワシも通った道なのでその辛さはよくわかるつもりじゃ。

若い頃は年上の男に惹かれ、中年過ぎたら若い男が元気の源。

でも、それを通過して恋心を忘れたとき。ときめきを忘れたとき。その女性は抜け殻になる。魂が口から半分抜けてしまう。

だから、そんな女性に魔法をかけてあげよう。


まず、両手を握りしめ、口元にもっていき、「うふっ」と笑ってみなされ。

子供の頃の無邪気さを思い出して、少女にもどるのです!精神だけでも、あなたは少女に戻れるはずだから。

キャッキャキャッキャ。

キャピキャピ。

空は蒼い。そよ風が追い抜いてゆく。太陽はいつもあなたを照らす。

地球という惑星の上で日々生きているのを実感するのです。

きれいな水をあらためてじっくり肌で感じるのも良いでしょう。

一人で自然と戯れて、天井に映る陽の光を見つめ、美味しいものをじっくり味わいなされ。

そうしているうちに忘れていた何かをきっと思い出すはず。

若返ることはいくつになっても可能なのだから。

キャパピィ(頭の天辺から爪先まで)リカバリー。

さあ、部屋にこもって泣かないで。一歩踏み出そう。

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