新4大将軍誕生
俺を思ってくれた、民達にお礼がしたいと思い、ゆっくりと城の2階に上がり住民を眺めた。
一人の老人が
「あれは、大王様じゃ」
多くの民も私の事に気づき
「大王様」
といい地面に跪ついた。
コールは王軍に、
「大王様に万が一あってはならぬ。急いで護衛しろ」
俺の周りを王軍が囲んだ。
俺は、自分の気持ちを伝えたく
「皆の気持ち、心が痛むほど理解した。皆の体が心配である。家に戻ってくれ」
その時、私の頭を棒で叩いた少年が前に出て来た。
「王様、私達も戦います。どうか国の為に戦わせて下さい」
その時、周りにいた民も
「国の為に闘います」「王様の為に戦うぞ」
おれは予想外の事で、一瞬コールを見た。
コールは気づき走ってきた。
「王様は皆の気持ちを理解している。一度家に戻って待機していて下さい。おって連絡をします」
多くの民達はそれぞれの帰路へ向かった。
そして住民達の帰路を見届けた俺は王軍の肩を借り部屋へ戻った。
4人の家臣が部屋へ残った。
「今まで、この国をマース将軍が中心に導いてきた。これからは、コール将軍に任せたいと考えている。皆はどう思うか」
コールは驚いた様子で
「大王。私は大王を命を懸けて守るのが役目です。どうか取り消してください」
他3人は無言だった。
サーチは
「私達は王様に従うのみです。どうか、ご指示を」
サーチが跪き、エレンとカールも跪ついた。
「皆私の意見に賛同して頂き感謝する。これよりコールは将軍である。4人力を合わせて私を助けてくれ
。またコールは外交、戦術部門を任せる。皆引き続き頼んだ」
「大王の命令に従います」
新4大将軍が誕生した。