到着!!セントラル城
船でセントラル王国には半日で着く。
俺は現実世界でも見た事がない海の景色を眺めていた。
「とても綺麗な海だな」
海一面、青と緑が混ざった景色が永遠と続いていた。
そこに、ミール将軍が俺に近づいてきた。
「ここにおられたのですね。探しましたよ」
「あまりにも、美しい景色に見とれてしまったよ」
「そうですか。実は、スラン大王から、セントラル王へ書状です。船の中で渡す用に言われました」
俺は、ミール将軍から書状を受け取った。
そして書状には黒い紐で結ばれていたので、黒い紐をほどいて書状を見た。
俺は、書状を全部読んだ後溜息をついた。
書状の内容は、もうすでに、モース軍がセントラル城へ攻撃を開始した事、
またモース軍へ投降したマース将軍以下2500人が全員殺されたと書いてあった。
「ミール将軍は、この書状の中身は知っているのか?」
「恐れながら、存じております。船で出航1時間前に、王の傍で間者から聞きました」
「そうであったか・・・・間に合わなかったか」
「残念です」
そこに、リースが来た。
「二人供、何暗い顔しているの。戦前の食事を準備したわ。食べれる時食べないと戦えないわよ」
「解った。すぐに行くから先に食べていてくれ」
二人は船内へ入って行った。
俺はしばらく海を眺めていた。
そして、船内からセントラル城が見えた
まだうっすらとしか見えなかったが、
その時、太鼓が鳴り響いた。
リースとミールが船内から出て来た。
俺は、太鼓を鳴らした船を見た。
後方の船がモース軍と戦っていた。
「後もう少しで、到着というのに!!」
モース軍は強く、次々と船が沈んでいった。
「セントラル王よ。ここは我慢です。」
俺は歯をくいしばり、船が沈んで行く光景を見ていた。
その時、前方からセントラル軍10隻が近づいてきた。
「あれは、カール将軍が率いる水軍ではないか」
カール将軍が船で近づいてきた。そして矢文が届き、後方のモース軍へ突進して行った。
俺は急いで矢文を読んだ。
そうか。良かった。
文の内容はサーチ将軍とエレン将軍が城を守り抜き、モース軍が1度陣まで撤退したと書いてあった。
「セントラル王よ。戦況は」
「ミール将軍、モース軍が1度陣まで撤退したそうです」
「それは、それは吉報ですね・・・・」
そして小さな船が1隻近づいてきた。
一度船を止めた。そして小さな船から兵士が
「大王。こちらにお乗り下さい。急いで城へお戻りを。サーチ将軍からの伝言です」
「解った。そちらに乗り移る待ってくれ」
俺はミール将軍に
「船で先に戻る。どうか気を付けてセントラル王国へ来てくれ」
「解りました。私は別の船に乗り、カール将軍と供にモース軍と戦います。この船は、メント将軍に任せます」
俺は、船に乗り移りセントラル城へ向かった。
「あの・・・・大王」
「うん。どうした」
「それが、部屋で謎の女性が・・・・お茶を飲んでいるのですが」
「まさか・・・・・リース姫か」
俺は扉を開けた。
そこには、リース姫がお茶を飲んでいた。
俺は手で頭を抱えた。
「リース姫。これはどういう事ですか」
「あら、見つかりましたの。早く私も城へ行きたいと思いまして」
俺は話すと長くなるので、扉を閉めた。
その時、
「大王。到着しました。」
到着した場所はセントラル城の真下の崖であった。
「どこから、城へ入るのだ。周り一面崖ではないか」
「秘密の通路がございます。そこからご案内します」
「そうか。そうか」
そして、俺はリース姫を手を繋いで船から降ろす手伝いをしていた。
その時太鼓の音が聞こえてきた。
「この音は何だ」
「はい。ああ・・・・この音は敵が攻めてきた合図です」
「何。早くて、またモース軍が攻めて来たのか」
俺は音と会話に夢中になっていた。
「ちょっと、誰か助けてよ」
リース姫が海に落ちていた。
「リース姫。どうしたのですか?そんな所で」
「あなたが手を放したのでしょ」
ああ。そうだった。話に夢中になり。
「今兵士達が助けるので待っていてくれ」
「ちょっと!!待ちなさい・・・」
俺は扉を開けてもらい階段を登って行った。




