私が王様?
おれは、大学を卒業後、一人この東京で一人暮らしをしている。
就職活動を失敗し、5年間、現在は〇ーソンでアルバイトをしている。
バイト以外はアパートではゲームとネットの毎日を過ごしていた。
この5年間就職活動もせず、毎日、気ままな生活をして生きていた。
バイトの帰り、自転車で公園の中を通っていたら本を見つけた。
とても古い本で本の題名がセントラル王国と書いてあった。
「何だ、この汚い本は、仕方ないアパートに持っていくか」
アパートに着き、夕飯コンビニ弁当を食べ布団で眠ってしまった。
公園で拾った本が急に開き、金色の光が誠也の体を包み込み本の中へ入ってしまった。
本は光を放ち消えた。
俺は、目を覚ました。
ふと、隣を見たら綺麗なドレスを着た女性が寝ていた。
「うわぁーーー」
俺は驚きベットから落ちた。
その時、鎧を試着をした兵士が大勢部屋の中へ入ってきた。
「大王、お怪我はございませんか?大王失礼いたします」
黄金の衣類を全部脱がされ、
「ちょっと、待て。大丈夫。大丈夫だから」
全裸にされ、兵士達に体を見られた。
「大王お怪我はございませんでした。それでは失礼いたします」
多くの兵士達が部屋から出て行った。
「俺が、大王??」
ベットの隣に鏡があった。鏡を見て
「うわぁ・・・・・・」
思わず顔を両手で伏せた。
「どうしたの、アルトお兄様・・・」
後ろでベットに寝ていた女性が言った。
「私の名前は誠也だ」
女性は私に近づき手で、おでこを触った。
「お兄様、熱はないですね。お兄様いつまで裸でいらっしゃるんですか。私は戻りますよ」
俺は顔を赤くして衣類で隠した。
その時、赤の鎧を試着した男が扉を開け入って来た。
「アルト大王、モース帝国が全軍で攻めてきました・・・・アルト大王、これは大変失礼いたしました」
「違う。違う。これは・・・・」
「お兄様早く着替えて下さい。もう・・・・」
部屋を出て行き、一人ぼっちになった。
「いったいここは、どこだ・・・・」