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幻想幽輝伝  作者: レオン
竹取物語
52/65

藍さんの試験

幽輝です。

今回はシバを式にするために藍さんの試験を受けます。戦いじゃなかったら勝機はあるかな?

それじゃ本編スタート!!

幽輝side

「藍さん、どんな試験をするんですか?」

宴会の料理の準備が出来たぼくたちは台所から出て外にいた。

「簡単だ。幽輝前渡した札を貸してみろ。」

「いいですよ。……はいこれです。」

ぼくは貰った札を藍さんに渡した。

「よし…それじゃ試験の内容を発表するぞ。」

私を倒してみろ!とかじゃないよね?前よりは戦えるけどまだまだ倒せないからね?負けちゃうからね?

「私からこの札を取り返してみろ!」

取り返すだけなら結構簡単かな?サンダーナイトもあるし速さだけならぼくにも勝ち目はある。

「それじゃ行きますよ…Masterモード•サンダーナイト!!」

藍さんの手に握られてる札をめがけて雷速瞬動を使い一気に距離をつめる取っ…

「見えてるぞ!!」

「なっ…グッ…!!」

回避して尾でカウンターしたのか!?しかも見えてたって…

「どうして…?」

「あんなに沢山見ていたら嫌でも見えるようになるものさ。」

「クソ…!」

速さじゃ勝てないのか?一体どうすれば…







霊夢side

「確かに藍さんが言ってることは分かるよな。嫌でも見えるようになっちまう。」

「そうなのか?私にはまだ見えないんだぜ…」

「そのうち見えるようになるわよ。」

「霊夢は見えてるの?私は時間を止めれば回避くらいは出来るけど…」

「見えるわよ。多分カウンターくらいも出来ると思う…」

そう…あいつの雷速瞬動は確かに速い。でも印象が強すぎるしなにより幽輝はその技を使いすぎてしまっている。印象が強く数を見ていれば嫌でも見える。この勝負少し厳しいかもね…






幽々子side

「紫あなたこうなるように仕組んだの?」

スキマの中から見ていた私は疑問を持って紫に聞く。

「どういう意味よ?」

「藍があんなことを言うなんて珍しいから。」

「フフッどうかしらね〜」

「あんまりいじめ過ぎないでね。」

「それは藍に言わないとねぇ。」

紫が考えていることが私にも分からない時がある。さすが妖怪の賢者と言ったところかしら?

「まったく…また動き出すみたいよ。」

私達はスキマの中に再び目を向けた。






幽輝side

速さで勝てないなら一体…どうすれば?

「何もしないのか?なら降参と言うことで良いのか?」

「まだ終わってないですよ。」

さて…どうしようかな?このままじゃ取れない。何かいい方法は…複数の属性の融合…そうか!!

「氷津波!!(ひょうつなみ)」

氷が津波のように迫って行く。かなり規模の大きい技だ!

「こんな攻撃…」

さすが藍さんだ。尾を使い氷を砕いている。

「まだまだいくよ!灼熱地獄!!(しゃくねつじごく)」

今度は全てを焼き尽くすような炎を大量に放つ!

「さっき自分が使った技を考えて使うんだな。」

藍さんが氷に隠れる。作戦どうりだ!!

「氷と炎が合わされば…」

「なに!?」

「水になる!!」

炎で氷が溶け大量の水が藍さんを襲う。

「くそっ…ずぶ濡れじゃないか!!」

「まだまだ行きますよ!!」

今、藍さんは水で全身が濡れている。これで終わりだ!!

「絶対冷風!!(ぜったいれいふう)」

風と氷の融合した攻撃だ。これで藍さんは…

「体が…凍って動かない!?」

藍さんの体についた水分を凍らせて身動きが取れないようにしたんだ。

「これで…僕の勝ちだ!!」

藍さんの手から札を取る。

「負けたよ…さぁ早くシバを式に。」

「はい!!シバ、おいで!!」

「ワン!!」

皆と一緒にこの試験を見ていたシバが走ってくる。

「やり方は簡単だ。その札を頭につける。それだけだ。」

「はい…それじゃいきます…」

札をシバの頭に付けるとシバが眩しい光に包まれる。

「うわ…」

「眩しいんだぜ…」

ようやく光がなくなるとそこには柴犬の毛と同じ色をした長い髪で目の色は黒色そして白いワンピースをつけたぼくよりも少し年下の女の子が立っていた。

「これからもよろしくお願いします!ご主人様!!」

作者のレオンです。

いやー早いもので今年も終わりですね。書き始めてから4ヶ月…早かったな…私も明日から実家に帰って大晦日…そして正月を楽しみたいと思います。それでは皆さん良いお年をお迎えください!!

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