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幻想幽輝伝  作者: レオン
竹取物語
40/65

異変の真相

霊夢よ。

今回は少し長めに作れたわよ。ちょっと読みにくいかも知れないけど…楽しんで読んでくれると嬉しいわ。それじゃ本編スタート!

幽輝side

「炎獣戯画!」

「そんな攻撃効かないわよ!」

永琳が攻撃をすべてバリアを使い防ぐ。

「今度は…こっちの番よ!」

目に留まらぬ早さで突っ込んでくる。

「ッ~!!」

腕で防いだもののとんでもない衝撃がぼくを襲う。

「まだよ!」

「ガッ…!」

2発目の蹴りが防げずに腹に受けて吹き飛ばされる。「痛いな…でも…アロンダイト!」

炎の剣を出し、一気に永琳と近づき斬りかかる。

「甘いわよ…」

「うそ…だろ?」

片手でアロンダイトを受け止めた!?なんてやつだよ…

「ガハッ…!」

殴られてまた吹き飛ばされる。

「強すぎでしょ…」

この人に力では敵わない…なら…ぼくはMasterを一旦解いて別のスペルカードを出す。

「雷符・閃雷の騎士…Master!!」

上空から落雷が落ちてきてはぼくに当たる。

「モード・サンダーナイト!!」

ぼくは雷を鎧のように纏った。

「やはり…その魔法は…」

「吸収魔法だよ。」

「その魔法は自分の命を縮めるのよ。」

「この魔法はぼく流だから平気さ。それに…自分の心配をしたほうがいいと思うよ。」

「どういう意味よ?」

「サンダーナイトは速いから。」

ぼくは永琳の目から消える。

「一体どこグッ…!!」

背中を殴られて永琳が吹き飛ぶ。

「速いわね…」

「威力もありますよ。」

「私も油断せずに行くわよ。」

「それじゃ始めますよ。」



妖夢side

「ま…参りました~…」

鈴仙がとうとう負けを認めた。さすがに3対1では勝てなかったようだ。まあ…相手もレミリアと咲夜だったのになかなか耐えていたのはすごいと思った。

「ねえ兎、幽輝がこの先にいるのよね?」

レミリアが鈴仙に聞く。

「兎じゃなくて鈴仙です。異変解決に向かったならこの先にいると思いますよ。」

「そう…よし行くわよ咲夜!妖夢!」

「はいお嬢様。」

「わかりました。」

「あの…ちょっとだけ待って下さい。」

鈴仙が呼び止める。

「どうしたの?」

「異変解決はもう少しだけ待って欲しいんです。」

「どうしてよ?」

咲夜が聞き返す。

「実は………」










霊夢side

「ここが異変の現場かしら?」

私は屋敷の裏についた。激しい爆発音がするのはきっと幽輝達が戦っているのだろう。

「私も助けに行こうかな…」

「待ってよ。」

振り向くと後ろには長い黒髪に鮮やかな色の着物を着けた、少女が立っていた。

「あなたは誰?」

「私は蓬莱山輝夜ほうらいさんかぐやよ。あんた異変を解決しようとしてるんでしょ?」

「そうよ。当たり前じゃない。」

「それを待ってほしいの。」

輝夜は何をいってるんだ?

「何を言ってるかわからないって顔ね。実はね……」輝夜は話始めた。

「!?それじゃそいつらはもう…」

「多分もう近づいてきてるわ。」

「マズイじゃないの早く幽輝達を止めないと…」

「急ぎましょう!」

私たちは幽輝達が戦っている場所に急いだ。









幽輝side

「雷符・散雷砲(さんらいほう)!!」

どんどん数が増えていく雷を永琳に当てようとする。

「遅い!!」

すべて回避して矢を放ってくる。

「あぶな!!」

刀を抜いて矢を弾き返す。

「雷符・タケミカズチ!!」

アロンダイトと同じぐらいの大きさの雷の剣を出す。

「くらえ!オリャァ「そこまでよ!!」霊夢?そこどいてよ!」

永琳に斬りかかろうとしたところを霊夢に止められる。

「こんなことしてる場合じゃないの!みんなは!?」

霊夢が必死に言う。

「魔理沙と療斗は屋敷の中で傷の手当てを受けてて、アリスはその付き添いをしてるよ。妖夢姉ちゃんはまだ見てないよ。」

「幽輝様!大変です!」

妖夢姉ちゃんが走ってこっちに向かってくる。

「何が大変なの?…レミリアと咲夜さんまで…」

「とりあえず魔理沙達のいる部屋で話すわ。輝夜と永琳も。」

ぼくたちは屋敷へと向かった。










「で何が大変なの?」

「月人が攻めてくるの!」

「月人?なんなんだぜそれは?」

魔理沙が霊夢に聞く。

「それは私から答えるわ。」

永琳が話始めた。

「月人は月に住んでいる人類の様なものね。高い技術力を持っているの。私も輝夜も鈴仙も月人よ。その中でも私は月の賢者と呼ばれている科学者だったわ…でも私と輝夜は罪人として月を追放されたの。蓬莱の薬の作成とそれの服用でね。」

「その蓬莱の薬ってどんな効果があるんだ?」

療斗が聞く。

「不老不死…死なないし年を取らなくなる。」

「そんな薬があるのか…」

「禁止されているけどね、今回の奴らの目標は私と輝夜の捕獲。そして…幻想郷の侵略…」

「なっ…」

「そいつらはいつくるんですか!?」

「明日には来る。」

「そんな…」

「それなら明日は忙しくなるんだぜ!」

魔理沙が言う。

「そうね、パチェリー達にも伝えて明日に備えないとね。」

「そうですね。お嬢様。」

レミリアと咲夜が言う。

「ぼくたちもお母さんに伝えないとね。妖夢姉ちゃん。」

「はい。明日に備えましょうか。」

「相手は数が多くて強いわよ?それでもやるの?」

永琳がぼくたちに警告するように聞く。

「幻想郷と友達を守るために。ぼくは戦う!」

はっきりと宣言する。

「博麗の巫女として…そして霊夢としても戦うわよ!」

「俺も戦う!」

「私もだぜ!」

「もちろん私もです!」

「私もやるわよ。」

「吸血鬼として月人には負けられないわ。」

「お嬢様が戦うなら私も戦います。」

その場にいるみんなが答える。

「覚悟は…あるみたいね。それじゃ明日はよろしくね!」

作者のレオンです。

今回は皆さんに謝らないといけないことがあります。鈴仙の名前なんですけど読み方をれいせんうどんげイナバとしてましたが、ほんとは、れいせんうどんげいんイナバでした。すいませんでした!これからは注意したいと思います。

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