異変前夜
今回かなり短いです
幽輝side
「いよいよ明日か…」
お母さんが計画した春を奪う作戦がいよいよ決行明日、決行される。
幻想郷の春は、妖夢姉ちゃんとぼくとですべて奪った。だから今は5月なのに、雪が降っている。
「明日は、霊夢達と戦うんだよね…」
明日は相当苦しい戦いになるだろうな…でも…あっさり負ける気はないけどね。
ぼくは布団から出て、刀をとると、庭に出て鞘から愛刀を引き抜く。
「セイッ…!トウ…!」
ぼくは、自分を落ち着かせるために、刀をふるう…
「いい太刀筋ですね。さすがです。幽輝様」
「妖夢姉ちゃん?起きてたんだ。」
いつもとは違い、パジャマ姿の妖夢姉ちゃんがいた。「なかなか寝つけなくて…」
「ぼくと同じ理由なんだ」
「いよいよ明日…ですね」
「うん」
「幽輝様は緊張してますか?」
「あんまりしてないかな」
「それはいいことですね。緊張し過ぎると思うように力がでませんから」
妖夢姉ちゃんが笑いながら言う。
「そうなの?」
「はい。後眠ることも大切ですよ。なので、今日はお休みください。」
「わかった…お休み妖夢姉ちゃん」
「お休みなさい…」
ぼくは明日のためにも寝る、頑張らないと。お母さんと妖夢姉ちゃんのためにも…
次回は遂に異変に突入!!
霊夢や魔理沙に勝てるのか?