ゲーム
またもやショートストーリー。
ポエムとして投稿しろ、と自分でも言いたくなるような作品。
しかし意地でも小説として投稿したい自分。
とりあえず、読んでください。
「お前らは山本がいないと何も出来ないのか」
先生に言われました。
そんなことない、僕は思いました。
山本なしでも試合に勝とう、
先生を見返してやろう、皆と約束しました。
勝つから、山本に誓いました。
出れない分応援する、山本も誓いました。
僕たちチームメイトは一つになりました。
なっただけで、敵に勝つことはできませんでした。
ただただ、泣きました。
何もできなくはない。
僕がボールを回してやる。
僕がシュートを入れに行ってやる。
僕が山本の分も走ってやる。
がむしゃらに頑張ったのに。
チームメイトも同じことを考えて
がむしゃらに頑張ったのに。
なぜ、負けたんだろう。
幼すぎたあの頃の僕らに、答えは出てこなかった。
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