第3話 奴隷商人①
アンさんに教えてもらった奴隷商のとこに行ってみた。
「ようこそ当商会へ本日はどういったご用件でしょうか」
奴隷を買いたいので見てみたい。
「どういった奴隷をお求めでしょうか?」
自分は冒険者になったばかりなのでパーティメンバー用に
女性の奴隷を買いたいと思ってる。
「左様でございますか準備をしますので少々お待ち下さい」
「準備が整いましたのでどうぞこちらへ」
そこには横一列に10人の女性が並んでいた。
最初に赤い髪の色のスタイルのいい美少女に目がいった。
右から2人目の女性のことが聞きたい。
「この奴隷は名前はセシリーといいます年齢は15歳です」
「多少の剣術も使えるのでパーティメンバーにもってこいです」
「もちろん処女でございます」
一応鑑定してみた。
名前 :セシリー 15歳
種族 :人間
ジョブ:奴隷
LV :5
HP :100
MP : 10
スキル
剣術1
いくらですか?
「3000万アーロになります」
ちなみにこの世界の通貨はアーロといい
銅貨1枚は100アーロ
銀貨1枚は銅貨100枚で10000アーロ
金貨1枚は銀貨100枚で100万アーロ
白金貨1枚は金貨100枚で1億アーロになる。
他に気にいった金髪の女性を鑑定してみた。
名前 :シェリル 15歳
種族 :エルフ
ジョブ:奴隷
LV :8
HP :120
MP : 80
スキル
水魔法1、風魔法1
一番左端の金髪の女性はいくらだ?
「こちらは希少価値の高いエルフになりますので6000万アーロになります」
「もちろん処女でございます」
2人を買いたい。
「ありがとうございます。2人で合計9000万アーロになります」
俺は奴隷商人にアイテムボックスから金貨90枚を取り出して渡した。
「奴隷の手続きをするのでギルドカードをお願いします。」
「それから奴隷の奴隷紋へ一滴の血をお願いします。」
「これで奴隷手続きは完了です」
ギルドカードを確認すると2人が奴隷になってることを確認できた。
名前 :二階堂 進 15歳
種族 :人間
ジョブ:冒険者
ランク:F
備考 :奴隷 セシリー、シェリル
「進様、本日はありがとうございました」
「またのお越しをお待ちしております」
2人を連れて外にでた。
俺の名前は進だ
これから2人ともよろしく頼む。
「こちらこそ、よろしくお願いします」
「よろしくお願いします。ご主人様」
とりあえず2人は裸足だったので靴屋で皮の靴を購入して2人に与えた。
次に衣服店に入って2人に上下3着づつと下着を10着づつ好きな物を選べと言ったら
2人は「今着てる服で十分です。ご主人様」
いいから選べ命令だ
「ご主人様ありがとうございます」
それから物を入れるためのリュックサックを自分のを含めて3つ購入することにした。
2人が選び終わったのでお金を支払って店を後にした。
日も暮れてきたので、アンさんおすすめの宿屋である月の亭に向かうことにした。