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夢2  作者: 桃花
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無題

色々とあって自分が高校進学を期に両親は離婚した。3才上の兄は大学へ。3歳下の弟は父方の祖父母の家から中学に通っている。

私は下宿で生活しているが特に困ったこともなく過ごしている。

定期的に学費やら生活費やらの話をするために父と面談をすることが下宿で高校に通う条件なので月1で顔を合わせているが、両親が離婚する前まではここまで顔を合わせることもなかったと思うが、、、、

父親としてなにか思うことがあるのだろう。

独立している兄はそれほどでもないが、3ヶ月に一度連絡をするように義務付けているらしい。祖父母のところにいる弟にも一ヶ月に一回実家に顔を出すときにというふうにしているらしく

今更であるが父親らしいことをし始めたらしいが

ちょいとあれだよなとは思う

6歳離れた妹は父の種の子供ではないらしくそこは学費を払うこともないそうな

それでも生活に困らない程度にはこがねもちの実家に寄生しているそうだ。

もともと家同士のつながりでとういう昔ながらの政略結婚で合ったらしい。どちらも好きな相手がいるわけでもなくなんとなく結婚して子供ができてというふうな感じだと以前父本人から聞いた

間違いだったという話を叔父に漏らしていたのを耳に挟んだので自立するためにと家事とかをやり始めて家政婦さんも協力的で兄や弟も私につられて自室の掃除や簡単な料理などはできるようになっているので、家を離れても特に困ったこともなく過ごせているらしい。

ちなみに間違いだったのは、母が不倫?してできた子を実子として戸籍に入れていることらしかった

以外とだめだったと離婚するにあたって説明を受けたときに洩らしていた。自分の子供ではない子が自分の子供として生きているのがどうしてもな

そう困ったような疲れたような顔をして言われたら、致し方がないと思えてしまう

確かに、母たちが居ない日とかは父が良く顔を出して交流を図ろうとしてくれたことが度々会ったので納得行けた。自分の子供に払うお金は苦ではないという父の主張は両家に受け入れられて今に至る

で、毎月第何土曜日はと決めた面会日

父に今後の話。バイトをするにあたっての条件である成績の話、学校生活に関してのあれこれを話しをして今月の面会は終了となったところで、ツカツカと怒っていますという体で近づいてくる青年?が一人

人が近づいているのに気がついた父が顔を上げて頼んでいたアフタヌンティーセットの中断からスコーンを取って食べる、サンドイッチもなかなか美味しかった。

割と美形の父がアフタヌンティーに違和感がないことに笑えたが

うまいものには罪はないと黙々と食べていると

「あんた。」そう不躾に大きな声で呼ばれて少々イラッとする

声の方を見てテーブルの横に立っている人間を見上げてから一拍父を見て

「説明」その一言で父がため息を一つ

会社の同僚であること。少し言い寄られたが断っていることを簡単に説明

付き合っていないというところで。なんでそんな事言うんだ的なことを言っているのをちらりと流し目で黙らせて

「確かに離婚して半年も経っていませんしね。そもそも父は男色ではないですし。お金がかかる子供も居ますからそちらに目がいくわけでもないでしょう?」首を傾げてからもう一瞥して

「父の趣味でもなさそうですし。ストーカーというやつですかね。あれなら誰かに相談したほうが」ポツポツ話す私に

「それな。ちょっと上司に断っても言い寄られていて。家に押し入ろうとすることが合って難儀していると」

「相談済みなんですね。男が男をストーカーするってさほど珍しくもありませんし。今は一昔前ではないので同性同士でも結婚はありですからね。あとは人としての魅力という話ですが」ギャンギャンと騒ぎ立てているを無視して親子の会話をしつつ

喚き散らすのを辞めるのを待つ。

言いたいことを言って喚き散らすのをやめたのを見計らって

「まず。親しくもない人間に付きまとわれるのは不快感が否めなせん。親子の面談なのにそれを邪な目で見られるのも。普通に親子であると顔立ちを見てわかるようなものですが、それが恋愛感情があるとか肉体関係があるとか不愉快ですし名誉毀損で訴えてもいいぐらいのことです、そういうふうに考えられる人間でありそういうふうに考えられる環境で生きてきたということなんでしょうが。そもそものマナーができていないというのもちょっとあれであると思いますが。接触して数分しか立っていませんが大まかに3点も挙げられるような人間とはちょっとは知り合いになりたくないと思います」そもそも席を勧めていないので、そばにいることを拒否しているということ自体を理科していないというのもまた

軽く思いつつ

「いろいろな環境がありいろいろな人間がいるのは理解していますが。仲良くなりたいという人間の持つ最低ルールくらいは学んで守れなくては土台話にならないと思いますが。どうなんでしょうかね」微笑んで伝えれば更に怒鳴り散らそうとするのを見て

「自分の思い通りにならないからと怒鳴り散らすのは子供がすることです、貴方様。何歳児ですか?」微笑んで言葉を封じる

ニッコリと有無も言わせぬ圧をかけつつ父を見ればにっこり微笑んで

「このあとは?」訪ねてくるので

「お祖母様のところへ。弟もお世話になっておりますし。何やら弟にゆるく見合いを勧めているそうで」

「それはそれは」楽しげにニヤリと微笑んだ父が

「では、私も言って見定めましょうか」なんて嬉しそうに楽しそうに言っている父。同意して立ち上がり

会計をしつつ騒がしくしたことを誤っておくと店側もあやってきてそれで手打ちとする。

店を出るときに止めに入らせそうになったので微笑んで拒否拒絶をしてから父の実家へ

私と父が合わられたことで驚いている祖母にほほえみ困った顔をした弟と弟にすり寄ろうとしている人間に微笑みかけて

「よもやいい歳をした人間が。未成年にすり寄って何をするつもりなんでしょうかね。おばあさまも何を考えているのでしょうか。ほんとに。これお祖父様には?」微笑んで聞けば父が電話をかけていて

「教えられていなようだ。そもそもその家との話はなしと決めているということだが」と言っていた。顔を見てどのいえのものか判断がつかない私と違って網羅している父は素晴らしいと思うが

「さて。家長の祖父が許可していない人間が何故にここにいらっしゃるのか。祖母のプライベートな屋敷ではないのですよ。ここは」にこやかに微笑んでから真顔になって

「でていって貰えませんか」軽く警告を含み退出を願う。

驚いた後にバタバタと品のない足音を立てて退出したのを見てから

「お祖母様。これはどういうことなのかご説明を。孫も息子もあなたの趣味や見えのためにいるのではないと再三申し上げ理解してもらっていたと思いますが」それに青い顔をして弁解もままならない祖母に

「公の家にいることが難しいのならプライベートの方にいらっしゃったらよろしいのに。なぜこちらに出てくるのでしょうか?」苦々しい顔をして逃げるように奥に行くのを見てため息一つ

「あなたもあのくらいはあしらえるようになりなさい」弟に一言かける

「私はどのいえの人間か理解できませんし興味もありません。公的には表に出せない人間として育てられているのでそこら辺のあしらいはちょっとわかりませんし。相談にも乗れませんが」弟の隣の椅子に座ってから優しく話しかける

「そういうのは父か兄が上手だと聞き覚えております。それが難しいなら従兄の方にでも。相談して自分のものとしないとあとから困るのはあなたなのですから」弟も今回のことで理科したようで父を見てから少し考えて

「兄に時間を取ってもらえるようにする」そう言うので頷いて手のひらを軽く叩いて上げた

「そうね。また中学ですから。徐々に表に出るようになるでしょうに。後見として誰が付くかはわかりませんが。まずは兄に聞いてある程度の予測をしておいたほうが良いでしょう」話はこれまでというふうに微笑んでから

「父もちょっと目を光らしてもらっても。ちょいちょいと嫌がらせなのか手を伸ばしてくる人もいらっしゃるみたいですし。面倒事になれば嫌なので」それにうなずきわかったと了承してくれたのでお願いする

表に出せる気質ではないと幼少期に祖父に判じられて良かったと思う

人とコミュニケーションを取るのが苦手なのでどうしても社交界となると精神的に辛くなるので、後ろからサポートするのが一番である

 父のストーカーがとうい話はサポートする人間たちと情報交換をして父の周りから排除する。ああ言う手の人間は面倒であると思う。自分が世界の中心だと思っているフシがある人下ってな〜なんて言っているのを聞きつつ

弟や兄にちょっかいをかけようとする人間をリストアップ。表の業界の人間から裏まで様々。美味しそうに見えるのだろうが

手を伸ばすと痛い目を見るとわかっているのだろうかと思いつつ。程々に罠を張って程々に自滅してもらうようにしておく

必要な学びというものもあるのため必要以上に排除してしまうのもだめらしいので本当にやばいものだけを。

それが周りから非難されようが。そういう生き方をしてきて家を支えてきたのだ

それが悪いとは思えないので、そのまま好きにフォローしていくつもりである

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