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夢2  作者: 桃花
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無題

久しぶりに思いついて調合した結果、細く軽やかな糸なのに強度はダイヤモンドよりも固く魔力伝導率もかなりいい物が出来た。

多分だが、ヒイロカネイイとかそういうのと効果は告示しているのを組み合わせ次第だが、中級の錬金術スキルでできるとか

世間をひっくり返すことになるだろうが・・・

「秘匿するわけにはいかなよな」出来た糸で7年前に自分のほうが有名になっていないのが気に入らないという良くわからない人間からの攻撃を私の代わりに受けて小さくなった相棒の防具として仕立てたので、公開するかどうかは別として報告しない解けない義務がある

一応、相棒の防具として仕立て上げる前の布はこういうのが出来ました。ありがとうございますと神社に奉納しているので、スキルツリーを司る神様と技能を司る神様には不義理にはならないが・・・

足元でクーんと鳴いて早く報告したほうがいいよと言っている相棒を撫でつつどーすっかなと

あの時、民間の方は私に私怨で攻撃してきたやつを庇う方が多かった。取引相手もあんたが悪かったのでは?と言うような雰囲気を出していた

国営は民事不介入である。というスタンスを取っていたが、攻撃されていたときに居合わせていたので、ありえないと言う姿勢で私側では有った。公平な視点で観ても攻撃してきた人間の言い分は通らないとした。その判断は私には配慮されていないが、それでもありがたかった

謝罪をと言われたが突っぱねた。それを非難されたので

「あんたたちの相棒や命よりも大切な物を殺されて同じような状況になっても。受け入れられるなら受け入れてやる」何も言えない人たちを置いてそのまま地方に雲隠れした。

首都圏で置きたので、その付近は近寄らず7年間ウロウロと食べていくだけの依頼しか受けず。採取・採集も自分の趣味と相棒の成長のためにしかしなかった

無論、雲隠れする前に受けた依頼はきっちりこなしての雲隠れである。

久しぶりになんとなく調合をしたくて調合し。出来たもので手元にあるもので錬金術を使用した。一応布か糸ができるレシピを使用したが・・・・

 実証実験をして欲しい。

7年ぶりに足を踏み入れた首都圏の国営ギルドへそう申請したのは2時間前

実証実験下としても既に終わっているだろう時間なのに放置されているということなら。申請を取り下げてなかったことにしようかと膝の上に乗るほどに小さくなった相棒を撫でつつ考える

この足で地元の方へ出向きそのまま北に進んだらちょうど桜前線を追っかける様な感じになるだろうか?だったら欲しい薬草もあるし

ねぇ。そう相棒に話しかけようとしたらドアが音を立てて開き。大量に書籍を積み上げたワゴンを押して入ってきたのは、検証実験で何度かお世話になった人である

スッキリとした目鼻立ちで支援と言われる武具や薬関係に理解がある人で。支援業がなかったら安心してダンジョンに潜れないだろう?という人だ。力があっても飯がまずく寝る場所も満足にないとどんなに強い人でも疲弊するというのが持論の方で、国を上げての討伐になると自分は前線にでるが、支援系を纏めて指示を出し前線で戦う人間が潰れないようにする事もしてくれる頼れる人である。

「ひさしぶりだねぇ〜」軽やかに言いながらワゴンに積んだ書籍を積み上げつつ

「理論が理解できないんだよね。多分、ここらへんを使って錬金したんだろうけど」というので頷いておく。撫でられている相棒を一瞥するも何も言わずに頷きつつ

「うちの部下が頑張って実証実験視点だけどもさぁ。提出とされた見本とレシピで作った物が、経験値が足りない系でちゃんと出来上がらないんだぁ」と言われて首を傾げつつ

理解を深めた書籍を指さすと読み漁り始める。実際に作ることはそうないが、この人も地味に支援系統のツリースキルを積み上げている人だ。読めばわかるだろうと待つこと30分。ペラい本だったのですぐ読めるだろうと思ったが、読み終わってから違う書籍を読み。又、元の書籍に戻って読みということを繰り返すこと5巡ほどすると

「なるほどねぇ」と本から顔を上げてメモにサラサラっと何かを書いて書籍とともに呼び出した部下に持たせて下がらせた

「これ。実証実験して出来たら結構なことになると想うけど?」そういうので

「そういうの面倒なので、国営に出したんですよ。国が既存の人たちと一緒にやっていってくれれば。以前通り私が自分で使う分には規制をしないでほしいですし。同じような手法で手本としてレシピを何枚か提出しますから。それを利用して作った商品の売上の純利益を0,2%くださいな」そう言うと

「調合に必要なものや錬成に必要なものは、国が管理して永遠に使えるようにしろと言うことだろう?軽くそれでいて強度もある。耐熱とか効果をつけたら・・・・」頭が痛いという顔をしているので、ファイヤーファイター用と治安維持の方々用のレシピと見本とともにすっと出す

ちなみに私と相棒のは外がどんなに熱くても寒くても適温で過ごせるやつを効果として付けている。どんなに極寒でもこれにコートを羽織れば適温になり体を動かすのにじゃまにならないというスグレモノ。実験のために色々とダンジョンを潜って検証したものを身につけている

話がそれた

公的な仕事をしている人に優先的に使用してもらいそれから民間にというふうにしたほうが良いだろうし。国が順番を決めて行くのだから私に文句は来ないだろうし。来ても国の方針ですからと突っぱねられるからそれが良いと思っている

民間は前回の件で痛い目をみたし。

それ以前から色々と面倒だと思うようなことが多々あったので、もう良いかな?って感じである。自由度は高いが面倒なことも多い。面倒な事が苦手な自分はそれが嫌になったというのも理由の一つであると話しつつ実証実験が終わるのを待つこと更に1時間

錬成に時間かかってんな〜と思っていると

部下の人がノックをして入ってきて眼の前の人に耳打ち。それを受けて頷きこちらを観た眼の前の人が

「錬成が出来ることが複数人で実証できた。先程渡された資料と基準のレベルが合致したものたちだ。品質は提示されたものとは違って少々低くでたが、熟練度の違いだろう」そう言って認証の手続きをする。同じように提出した2品も後日時間を置いて錬成する。故に連絡が取れるところに2週間ほど滞在してほしいと言われたので

だったら観光しようと思っているところがある。そう言って仕事用の連絡ツールの番号を教え退出しようとする私に

「そう言えばウチの末っ子どうしているんだい?」と聞かれた。雲隠れというか地方に小さくなった相棒と行き。現相棒の経験値を積み上げつつのんびり過ごししているのだが、色々とあってと眼の前の人と3人組と言われていた人の中のひとりが追っかけてきて一緒に動いている

色々とあって疲れた。そう言って居たのでのんびりしながら回復してもらっている

「あー。ここに着たくないって言っていたので、鳥のバスツアーで首都圏観光していますよ」というと首都圏ツアーと笑っている。

生存報告として知り合いに写真をハガキとして送らせていた。一方的でも行きていると確証できるなら良いだろうと。ハガキがつく頃には違うところに移動しているから捕縛されないんじゃない?とのことであるが

「仕事人間が今日は休むって言って有給取ったんだよ」ゲラゲラ笑っている。まあ、3人組で動いていたが、プライベートでは恋人関係である年下二人を見守っていた眼の前の人である

「だからなんですね。朝からちょっとソワソワしていたんで。彼」頷くと

「今頃キャンキャン言いながら回っているんだろうね」爆笑しつつ安心したと言っている人に頭を下げて退出する。

 後日錬成も品質が上がった事。ファイヤーファイター用の錬成がうまく出来ないんだが?と連絡が入り。基礎理論が書かれた書籍を紹介したり。ちょっとこっちで錬成してみろよ。と呼び出されて錬成したり

今まで作ってくれていた職人と話し合いをし協力して良いものを作り上げていると良いんじゃない?と言いつつ関連企業と話をしてもらうように助言したりして半年ほど首都圏の近場に居ることになった。

実証錬成が確認でき。国営と関連企業がタックを組み良い品が出来上がったと報告が来たのが1年後。北の方でダンジョンに潜っている頃だった。

ちょうど美味しく子供でもコツを掴むと採取しやすいものだったので、ダンジョンにたむろする子どもたちに採取の方法を教えていたときだ

数カ月後には徐々に国からの使用料が指定された口座に振り込まれているのが確認できるようになっている。

相棒の経験値上げをしつつのんびりしながらダンジョンに潜ったり錬成したりして過ごしている。現状の生活が性に合っているので、このまま住所不定で過ごしていくつもりである。

一緒について回っている人は

「オレ、こうゆうふうな仕事がしたかったのかもしれない」そういう風に言う彼が朗らかに微笑んで居るので。それはそれで良いのでは?と思っている。


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