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夢2  作者: 桃花
20/33

無題

人には大なり小なり秘密の庭がある

出来るようになった人たちが、大切な人を匿ったり自分を守るために籠城したりと昔は緊急避難場所として使っていたもであり一握りの人間しかできなかったものであるが、現在は大体の国民が使うことが出来る技能とされている。早い人達は幼少期などには親に教えてもらったり。いろいろな事情で発動するようになったりしている。大多数は趣味の小部屋のようなものになっている。のんびり過ごす人や家庭菜園をしてみたり音楽を演奏したり実験をしてみたり。読書してを過ごしたり

推し活を好きにできるようにしたり

そんな秘密の庭を

そこは誰にも干渉されないその人だけが入れる秘密の庭である


目標の階数に到達したので夜を越えるために結界を張り休むために秘密の小部屋を発動する。部屋に入り荷物をおろしシャワーを浴びて一息つき食事を取ってのんびり一服する

家族で兄弟で相棒である犬たちは別々な場所で拾った2匹である。いつもであるが、周りは敵だらけで油断していなくても息の根を止められるような環境に居たのである。なんとなく自分がしてほしかったことしてほしいことなどを犬たちにし命を預け信頼して5年ほど育てて現在は大切な物となっているからこそ秘密の小部屋にいれることが出来るようになった犬たちである。

ああなんという幸せな空間だろうと

誰にも害されずのんびりとお互いに気を許す存在がそばにいるということは、こんなにも嬉しくて心穏やかになるんだと。自然に笑みがこぼれてくる。耳を伏せのんびりしていた相棒の一匹が耳を動かした。かゆいとかそんなのではなくなにかの気配を感じての行為だと認識した瞬間に外との伝達ツールである携帯のディスプレイが光った

父と表記されたのを黙認

結婚していたときから妻は家政婦のように扱い子供は一応結婚しているのだからという名目で2人作って放置していた父親である。 

母は論外ではある

というか幼い頃は病弱だったらしい現在、健康優良児の兄が大切で大切で。自分の存在意義のようになっている母。

いわゆる代理ミュンヒハウゼン症候群である。

実際に兄は幼い頃は喘息がひどく少し運動しただけで喘鳴がでたということであるが、健康に留意して生活し呼吸器官が丈夫になったので喘息を発症することもなく経過している

多少生活に気をつければ特に困ることはないという感じの普通の生活を送っているというか。現在進行系で反抗期なのか知り合いがあれなのか。反社会勢力とまではイカないが、全身を使って暴れまくっている。いい意味でも悪い意味でも

自分が小学校のときに中学で粋がっていた兄を拉致監禁しようぜって居なったときに巻き込まれてなぜか暴行をうけて腕の骨を折り頭を数針縫う結構大きな怪我をした娘よりも薬をかがされて眠り目覚めていなかった息子のほうが心配だとベッドから離れなかった母親。病院関係者がネグレクトか搾取っ子かと児相に相談しようかとざわめき立った所で父がでてきて社会的常識がしっかりした父の対応を見て色々と動いたらしい

周りが

私の面会に来たはじめましての母方の親族(大怪我をしているというのにぞろぞろと大人数で来て長時間喚き散らした)と月一回ペースで生存確認に来ていた母方の祖父母と従兄弟と叔父、叔母たち(日替わりで着替えなども持ってきていた)どちらが親としてというのは目に見えていた

これを期にという話で離婚が成立

社会的なつながりで結婚したらしいのでスムーズに離婚になり。一定の判断ができるということでどちらについていくのかと聞かれたので

どちらも論外であるが、どちらかを選べと言われたら一応父親として養育費と生活費を払い人前に立つためにふさわしい格好をさせてくれて生活を整えれる程度には関心を向けていた父親のほうがと父側を選択した

現在は彼氏ができたからとワンルームマンションの一室を買い与えられて、そこで生活している。野垂れ死にされたら後味悪いし。彼氏と生活するには一緒に住むのは無理という判断でワンルームマンションの購入するとかちょっとおかしいと思う。私の名前で買われているので、なにかあっても困らないだろうしという判断らしい

あと、成人するまでの生活費と大学に進学する場合の必要経費もすでに用意されて。財産放棄する代わりにと進呈されているので特に生活に困ることは今後7年位は困らない様になっている

学費と銘打っているが、お前が必要だと思ったら生活費として使ってもいいし。どう使うかはお前次第だと言われている。現金もあるが、それだけではなく分配がある信託方式の株なので保有していれば、ある程度の不労所得が得られるので特に売却することはないだろうと言われている

年に一回年玉だと言われて増額されているので、成人までにはある程度の不労所得が出来上がっているだろうと予想されるくらいに積み立てられている

多分慰謝料とか今迄放置していた分の年玉とかも含まれているのだろうと思う

だって年に一回だが200万とかだから

そこまで大きな会社を有しているわけでもない祖父母や叔父、叔母含む約20人総額がだ。

思惑を読んで何も言わずに受取ありがたいとおもう私も結構腐っているのだが・・・・

 素直に出ないとわかっているのだろう父を筆頭に祖父母、連絡先を交換している叔父や叔母。はたまた従兄弟や再従兄弟まで連絡が来たのでいい加減でないと面倒だなと思ってつなげた

「今どこにいる!!」

開口一番がこれであ。つなげた再従兄弟ではない祖父母の方が雇っている護衛とかそう言われる人物である。ああ面倒だそう思いながら

「自室ですね」のんびり答えると怒鳴り声で一瞬立ち上がった犬たちが私の対応を見て座り直した

「自室だと?どこに滞在しての自室だ?」そう言われてそういえば遊びに来ているんだったと思いつつ

「樹海の方のダンジョンですね。今回興味がある薬草が採取可能になりそうなので。それを取りに来ています、もう少し下に行く予定ですが」どうしました?上でなにか問題でも?

潜って1ヶ月ほど

いまだ学生として籍をおいてるが、授業を受けるために通学した記憶はない。テストで一定の点数を取ればあとは何をしてもいいとされているクラスに在籍しているからだ

「公開されている情報での住居が火災にあっている。それとよく立ち入るとされているところにチラチラと不審者がでている。それと未遂だが殺人事件もな。お前をあぶり出すためにというふうに考えてもいい」

「そうなんですか。で、なんでダーゲットにされているんですかね。そもそも私をどうにかしたってそちらの陣営には特に影響もないでしょうし。父なんて私が生きていようが死んでいようが関係ないでしょうし。一応血がつながっている方々も私がどうなっても問題視しない人たちですし。連絡先を交換しているのは私がやらかしたときの尻拭いとかがメインなはずですが?」呆れて聞けば

少し困ったふうにそうなんだが

「確かにそうどう見ても私がターゲットになっているとされているのならば、まもりを固めていますよっていうパフォーマンスは必要であるとは思いますが。焦る必要もないと思いますが。確かに火事で所在確認ができないとなれば焦るかもしれませんが。私が大人しくそちらが用意した家に滞在するとでも?」

私のとされているが、私が知らないものもあるし知っているが訪れたことがない物件がちらほら。ロンダリング的なあれである。故に父親が買った私が生活するための家は、愛人さんやセフレに住まわせる家としての隠語であると私は思っている

私に関しての書類は弁護士が管理している私書箱に送られる手続きがされている

弁護士や会計士が確認し問題ないとして処理してくれているので特に。興味関心がある採取や採集の関連の方もすべてそちらに回している。依頼やら持っているものよこせ的な公的な書類も全てである。個人的にやり取りする人間など居ないので特に困っていないのでしばらくこのままである

多分死ぬまで彼らが後見人として立ってもらうことになるだろうと多少関わりを持っているが

それも依頼者としての関係以上でも以下でもない

疲れたようにため息を疲れてから

「無事なら生存を確認したと消防に連絡しておく」そういう護衛の人に感謝を述べておく

それにしても10人くらいから連絡が入ったがすべて護衛がかけてきたのだろう、その場に居なくても個人用のツールを預ける程度には信用質得る人なんだなと思いながら犬たちに声をかけてなんでもないと伝える

このまま夜は眠りにつき早朝。日が昇る前に必要な階数に到達する予定である。外の方ではいつも騒がしいな。そう思ってのんびり眠りにつく

先ほど話した内容が自分の所在位置を確認するためにされた作り事であり

眠りについている間に所在しているとしたダンジョンに意図的にダンジョンに生息している動物たちを凶暴化させるものが散布されなおかつ火をつけられたとは知りもしなかったが

ダンジョン内で起こる不慮の事故としての暴走で死んだこととして私が所有しているとされている物件や株式などを得ようと従兄弟・再従兄弟たちが画策して周りの人間を動かしていたとは知らなかったが

あちらも知らなかっただろう秘密の小部屋は使用回数が多く熟練度が高いものだとどんな自然災害や人的な災害にも破壊されないことを

検証事例ではマグマに落とされた人間が瞬時に秘密の小部屋に転送して落とされた瞬間に負ったやけど以外の傷もなく生き述べられたことを

それ以上に私の秘密の小部屋の強度が高くなっているということを

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