無題
古いダンジョンの購買公募がでていた。ちょうど現在使っているダンジョンの二駅離れた違う県
ちょうどいい場所である
いいな〜と思って公募しているところに購入の意向があると連絡すると喜ばれて下見もさせてもらった
10階のダンジョンで1フロアしかないが結構広い。畑として利用できそうだと思いつつぐるっと見渡させてもらった
いいダンジョンだ
そう思って役場の担当者とダンジョンをでて資料をもらって自宅としているダンジョンの最下部へ
昔はすべてのダンジョンは国が所有し県が管理していたが
今は有益なものが出るダンジョン以外は個人所有していいとなっている。小さなダンジョンで魔物出現の回転率が高いところなどは、初心者がダンジョンを潜る講座を開催している会社で所有したり
魔力の回りが早く農地として使われたり酪農に使われたり。海産物の養殖に使われたりとしている。企業や個人経営の人たちがメインで使っている。
稀に個人的に所有して庭にしたりしている人も居る
現在所有しているダンジョンは学生の時にバイト代で買ったものである。結構前からでていて下見を繰り返して高校を卒業してすぐに購入したところだ。最低金額の100万で登録料なども含むである。お買い得だった
5階層しかなく
一番下の主が居たところを居住スペースとして各階2フロアしかない。が、片方は喫茶スペースとして利用してもう片方はドックスペースとして利用している。犬と遊べる喫茶としていることもありりマアマア人気である。
長時間ダンジョンに居ても魔力の影響がない体質出し、所有しているダンジョンも魔力影響はほぼないところである。毎日ドックスペースとして利用する人もいるし単に喫茶として使っている人が居てダンジョンに出入りしているので、魔力が濁ることもなく運営できている。
新しくダンジョンほしいと思っていたのでウキウキしながら家に戻るとやや不機嫌ですというのを全面に出している義弟が一人座っている
ま、どうせ伴侶と喧嘩したのだろうと思って放置。茶を入れて持ち帰った資料を読んでいると
なにそれっという用に隣に座りテーブルに広げていたものを読んでいる。
「これ。買うのか?」いつの間にか真剣な顔をしている義弟に聞かれて静かに頷く。
人フロアしかないから個人的に採集している植物を育てて植物園のような感じに使用したいと思う。ちょうど各フロアで環境が違っているところである。
湿地帯・砂漠・亜熱帯・寒帯と様々である。下に向かうごとに環境が厳しくなっていく感じである。主フロアは環境の変化はないが四季がしっかり別れているところである
なかなか楽しそうである。フフと笑いながら買ってからのことを考え。資産を考えプライベートの資産で余裕で購入できる金額である。
あまり環境が変動が多いところだろ買い手が居なく安くなることが多く。このダンジョンもそうである。
「掘れば温泉も出るかな」一部ポイントが暑いところがあるという話が上がっていたのでそうつぶやくと
「何だ?今度は温泉施設をつくくるのか?」独特な笑い声を響かせながらもう一人の義弟が来た。先に来た義弟を迎えに来たのだろう。
「温泉施設というか。私の個人のやつだよ。ためている植物を植えていこうと思って。管理スペース的にぎりぎりになってきているし」それに納得したが瞬きを数回したあとに
「絶対に温泉施設か宿泊できる植物園になるぜ」とても楽しげに話している彼に首をかしげつつ契約をした。現在の家を手に入れたところに移動させて今まで家だったところをスタッフルームにした。喫茶とのスタッフや庭を管理しているスタッフの。一部備品の収納スペースも手狭になっていたのでちょうどいいと思っている。
最初は友達が利用したいと言われてドックランのようにして。飲み物とか自分たちで用意してもらっていて本当に茶を飲むためのテーブルと遊ぶ犬たちというものだった
それが口コミで上がって行き
知り合いだけが利用できるのがというのができなくなってきて一部開放してお金を取って簡易飲食ができるように申請して店のような感じになったところで私の手に余り始めた
故にそ言うのが上手な人にお願いして運営をお願いした。各階のコンセプトを作ってこういうふうに運営してほしい。人を雇うなら雇ってもらう。人事もお金の関係も全てお願いすると。監査として弁護士と会計士を入れるとして
手放した
口コミが後押しになって店としてオープンしますと言う感じでSNSを使って集客しながらメニューや手入れをしているのをアップしているのは確認しているし。報告書も確認しているが、オーナーは私であるが、手を離れたのでさほど愛着はなくなったので、ダンジョンが崩壊しない程度に頑張ってと思う。
義弟が動物を飼っているので、定期的にチェックを尾根がしているし。ドッグランとなる要因となった友人にもお願いしている
オーナーの知り合いだからと言って変なことをしていない人たちであるから大丈夫だと思うが。時々私も喫茶スペースを利用しようとは思っているが、それよりも購入した新しいダンジョンに集中できるのは楽しい
新しいダンジョンも発光できる植物を植えて疑似太陽としている。各フロアに合った環境の植物を植えて行く。元々砂漠とか草原ややや森になっているところも合ったのでちょうどいい。
手入れをしてダンジョンで足りない魔力は魔石を使って補填して。ダンジョンの環境が壊れないようにしつつ手入れをしていく。
ほぼ一年かけて手入れをした
満足できるものができた。
ボス部屋に据えた家では、外に合わせて天気を決めているので外が晴れていたら晴れるという感じである。ボスルームだけは四季折々変わることになっているのでそれを楽しむ庭にしたが
それ以外はフロアごとに環境が違うので
温泉もフロアごとに湧き出たし。
楽しいとウキウキしながら温泉に入れるように浴槽を整え着替えスペースを作り
ゆっくりで休憩スペースも作った
一人で手入れをするのは難しいが、召喚して手入れ妖精や緑の手と言われている妖精を入れているので特に。元々そういう人たちとも契約して管理をしてもらっていたので彼らとの関係は良好である。
できたので身内だけには出入りできるようにした。今回は本気でプライベートとして運用していくつもりだし。元々さほど人が出入りしなくても大丈夫なダンジョンを選んだのだ
ダンジョンの一部区間を職場として運用している。本業は薬草農家である
ドッグランだって最初は薬草畑の休耕だったところである。ということで今回はガッチリ対策として浅い層のところは農場部分として一部休ませているところ。一部育てているところをというふうにした
家としているボスルームだけは違うが
ここの環境に合わせた薬草を育てて収穫して納品する。幅広い薬草を育て納品していたのは昔からなので誰も疑問に思わないだろう。
手入れも元々の妖精さんにお願いしているので従業員は居ない。家には妖精さんが休めるスペースもあるので、各フロアの休憩スペースはお昼休憩とか汚れを落としてちょっと休むスペースとしている。
「もったいねーけどな」そんな事を言いながらお披露目した農園を見せてプライベートスペースになっていると庭で一服している義弟たち
養父母は良心で余計なことをしでかす人なので、新しい家を建てて農家をしている。今までのところはドックスランの店となったという話をした。あらあらと言っているが、元々犬が遊ぶスペースがあるじゃないと勝手に連れてきた人たちなので。前回が前回で私の仕事ができなくなったり家まで上がり込んでしまう人がでて生活できないようになったから。今回は無理
そう言うと
しょうがないわねとしょんぼりされたが、それで許すはずもなく
一生出禁。義弟たちと一緒にって言われても入れませんと断った。連絡自体高校卒業してダンジョンに住み始めてからはあまり取っていなかったので問題ない
弟たちの友人がついてきてというふうになっても入れなくしているので、他人が入ることは皆無となっている。農家としての会計士と合うときもダンジョンを出てあちらの事務所に行くスタイルだし。現在はパソコンで簡単にできるのでチェックとして会計士を入れている程度で顔を合わせうことすら少なくなっている
会計士もそういう人だしと言って特に気にしているわけでもないのでそれでいいのである
好きなように好きな薬草を植えて好きな製法で育てていく。それだけでいいし。肥料だって休ませているところで作っている野菜や飼っているヤギなどを使って作っているので問題ない。というかそういうふうに循環できるようにしていて外から確保するというのは、ほぼないという感じにしているので問題ない
「完結した正解というわけでもないけどね」そう外に出なくてもいいのか?と心配している義弟には伝えている
「姉さんが満足しているんだ。俺等が口を出すことじゃねえよ」笑いながら心配している弟に声をかけている義弟にそうよねと笑いかけながらのんびりダンジョンで農家をしている




