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理想の総理っ!  作者: 勇者ぶーちゃん
1/1

内閣総理大臣 就任

あなたはこの世に完璧人間は存在すると思いますか?


連載スタート!!!

「佐藤肇君を本院において内閣総理大臣に指名することに決まりました」



会場から割れんばかりの拍手が送られる。



そうして私、佐藤肇が記念すべき第100代内閣総理大臣に選出された。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「佐藤肇の経歴、中学、高校と超がつくほどの名門校に通い、その中で成績は常にトップ。大学は?日本最高峰のT京大学を首席卒業?今年で43歳、子どもも3人いる。年齢を感じさせないかなりのイケメンで、幅広い年齢層で支持されている。なんだこりゃ、新聞社が書くことじゃねーだろっ!!!」



俺はソファーに寝転びながら新聞を読んでいたが、あまりにも新聞が首相を持ち上げてる気がしたので、くだらなくなってその場で捨てた。こんな完璧人間いるわけがない。



俺の名前は永追九一郎、今年で35歳。今回の選挙で初めて選出された、新米議員だ。



本当は裁判官か検察官になりたいっ!と思って司法試験のために勉強していたのだが、途中で諦めた。



ただ、前から政治にも興味があったので、とりあえずお金を頑張って貯めて選挙に立候補したのだった。



結果は圧勝!!!やっほーい、これからは俺の時代だぜ!!!



この時彼は、佐藤肇がどれほどの化け物かを知る由もなかった、、、


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


佐藤宅にて、、、



「お帰りなさい、あなた。総理大臣おめでとう!」


帰ってからすぐそう言ったのは、美人でバリバリのキャリーウーマンの妻、詩織である。


彼女は日本の銀行を束ね、"財界の魔女"として恐れられている。



「お帰りなさい、お父さん。総理大臣良かったね」


うれしそうにそう言うのはうちの長男、進一郎である。


彼は私立の中高一貫校に通っていて、今は高校2年。


常に成績は学年トップ、スポーツも万能なイケメンである。


一番、肇の血が濃いと言える。



「パパお帰りなさーい!総理大臣すごいすごーい!」


一番喜んでくれているのはうちの長女、茜である。


母親に似たかなりいいルックスで、美人でかなり元気な子である。


今はモデルをやってるみたいだ。



「お帰りなさい。疲れた、寝る」


と眠たそうにしているのは次女の桜だ。


かなりの童顔だが、普段の雰囲気とは似合わず日本の人気アイドルだ。


ライブツアーが終わったばかりらしく、もう既に寝ている。



これは、日本の中で最強家族と言って良い。


しかも全員かなり"仲が良い"のだ!!!


家族の愛と絆の政治コメディ開幕!(意味分からん)

こんな家族いたら怖いわ、、、


よろしければ 評価、いいね よろしくお願いします!

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