エピソード4 絶望した少年の知らぬ所でもう一人の鍵が動き出す
その後、楓姉さんと晩御飯を食べた後、僕は部屋に入った。謎の男に渡された緋色の十字架のペンダントを見るを調べるために。
「それにしても、このペンダントを渡してきたあの男...何者だろ...。僕に関係のある人なんて数が少ないし、見かけた事もない...謎だらけだ.,」
そんなことを思いながら僕はペンダントを机に置いた。そろそろ調べるのを辞めて、寝ようかな、なんて思いが頭に浮かぶ。
「いくら調べても出てこない...何処かで売ってるものでもないし、配布されてたりするものでもないか...」
そう、このペンダント...どれだけ調べても一切出てこない。まるでこれ以外の物がないかのように...
「ん?もう0時か。明日も学校あるし、寝ようかな。」
調べてるうちに夜遅くなっていたようだ。こうして、僕の意識は暗く落ちていった。
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???
「ふぁ〜。意識が戻り始めたってことは、、、封印が解け始めたのか。やっとこれで俺も外にでられるって訳だ。幸いにも持ち主がいるみたいだからなぁ〜。楽しめそうだ。」
この闇に包まれた世界にてもう一人の物語の鍵が動き出す。