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人と人外の欲望『黄昏の終焉』《ラグナロク》  作者: 緋坂 誡渡
第1章 絶望した少年と叛逆の天使は出会う
3/7

エピソード2 絶望した少年は物語への鍵となる

放課後、僕は帰路についていた。でも、そう簡単に家に着くことはできなかった。

何故なら帰り道だから、迷う筈が無いのに道に迷ったからだ。...なんで僕は道に迷ってるんだろ?

いつも登下校に使ってる道なのに...

そんな時、僕は道の端に立っているフードの男を見つけた。なんか怪しいひとだな...見ないフリしよう。そう思い通り過ぎようとした瞬間、


「四宮 柊」


そう呼ばれた。


「...何で僕の名前知ってるの?」

「さぁ?どうしてだろうね?まぁ、ヒントを与えるとした・・・・・・・・・・・・・・・・・・

僕は()()()()()()()()ということかな?」


!?僕と関わりがある?


「どういうこと?僕に関わりがある人間なんて数が少ないと思うけど。僕と会った事があるっていうの?」

「残念だけど、会ったのは今日が初めてだね。」

「...じゃあ、どういう事?」

「それは自分で考えることだよ。ヒントだからね。まぁ、雑談は終わりとして本題に入ろう。」


かなりの爆弾発言を雑談扱い!?


「君にこれを渡す為に待ってたんだ。」

「赤の十字架?」

「残念♪緋色だよ。それを君にあげよう。」

「なんで、僕に?」

「それは君にそれが必要になるからさ。まぁ、時が来れば分かるよ。それじゃ、この辺でお別れだね。」


「え?」


「ばいば〜い♪」


そうフードの男が言うといつもの道へといつのまにか移動していた。

男はいなくなっていて、僕の手には緋色の十字架の冷たさがダイレクトに伝わっていた。

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