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元管理職、経済力で異世界を支配する  作者: わた


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第三話 自分の能力を確認する

スキル確認回になりました。そろそろ森を脱出させます。

パソコンの中の説明は、このような感じだった。


――異世界経済管理システム


【説明】

あなたのスキルは、お金を稼ぐほどレベルが上がります。

※この場合のお金とは「クレド」を指します。


ステータスは下画面を確認してください。


――ステータス――

レベル:1


名前:ソウマ セイジ

職業:なし


解放スキル:

・異世界経済管理スキル

・無限生成


――――――――――


一度、自分の頬をつねった。


痛い。

夢ではないらしい。


つまり――異世界ということか。


でなければ、こんな状況が起きるはずがない。

……いや、最近のVRが相当進んでいて、痛みまで再現できるならあり得るのか?


そもそも、その実験台にされている可能性もある。


整理すると、

俺のレベルは、お金を稼ぐことで上がるらしい。

その「お金」はクレドのことを指している。


(おそらく、この世界の通貨なんだろう)


スキルは二つ。


一つ目は、おそらくこのノートパソコンの機能だろう。


問題は二つ目だ。


無限生成って、なんのことだ?


……まさか、お金を生成できるとか?


いや、さすがにそれはないか。


こういうのは、大体クリックすれば説明が出るはずだ。


カーソルを合わせて、クリックする。


――無限生成

このパソコンは壊れても、無限にこのバッグの中に復活する。

――――――――――


「……地味だ。」


思わず呟いてしまった。

便利ではあるけど、壊す機会があるのか?


絶妙なスキルだ。


レベルが上がれば、何か変わるのかもしれないな。


とはいえ、分かったこともある。


この世界には通貨がある。

つまり、おそらく文明も存在する。


スライムのような魔物が世界を支配していない限り、見つかった瞬間に殺される、なんてことはないはずだ。


……にしても、疲れたな。


どこか、落ち着いて休める場所が欲しい。


近くに町があることを願って、森を出た。


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