第二十三話 二人にも説明
次回の最初どうしよう。
まずはスキルの確認だ。
【価値変換】
新機能
対象の持つ価値を再構築し、別の価値へ変換する。
使用には対象の分析が必要。
使用回数:3回/日
【無限収納】
あらゆる物を無制限に収納可能
重量・大きさの制限なし
時間経過なし(劣化・腐敗しない)
【時間加速】
自身の周囲の時間を加速させる。
外界との時間差が発生する。
連続使用には制限あり。
【自動解析】
対象の情報を自動的に解析し、有用な情報を提示する。価値、用途、危険性、利益予測などを補助表示する。レシピを自動で制作する。
強い。強すぎる。
試しに、足元に転がっていた古びた金属片に視線を向けた。
瞬時に自動解析が発動した。
・材質:鉄(劣化)
・用途:再加工素材
・推定利益:+120クレド
・推奨:分解→再構築
金属片を手に取る。
再構築分解
一瞬で、手の中から物体が消える。
代わりに、インベントリに素材が追加された感覚がある。
【価値変換】
対象:鉄素材
用途:調理器具用に最適化
さすがに二人にも説明しておいた方がいいな。
ステータスは人に見せることができるのか?
試行錯誤しているとステータス共有というものがあった。
「これ見えてる?」
「はい、見えています。ソウマさんのステータス画面ですよね。私たちに見せてもいいんですか?」
確かに。まあ、大丈夫か。それよりも説明だ。
「こうしたほうがわかりやすいかなと思ったからね。説明していくと、俺はクレドを手に入れるほどレベルが上がるんだ。」
その時点で二人は驚いている。そんな人は珍しいのだろう。一通り説明が終わると二人ともなかなか口を開かなかった。
少し気まずくなって口を開く。
「な、なにか質問はあるかな?」
ソラ「……なんでこんな大事なこと話してくれたんですか?」
「いや、知っといたほうが便利だから。」
レナ「でも、流石に信用しすぎだと思います。」
ソラ「なにか裏があるのかと思ってしまいます。」
特にないんだけど。一応口止めはしておこう。
「人には言わないでね。」
ソラ「当たり前です。スキルを教える人なんていませんから。」
あれ?詳細鑑定で確かスキルまで見えたはず。
あれも実はとんでもない事だったのか。
「二人のスキルは教えてもらえるの?」
レナ「教えるも何も詳細鑑定で見れるんですからどうしょうもないですよ。」
それはそうか。確認は取っておく。
「見てもいい?」
ソラ「こちらも開示しないと不公平ですし。」
許可ももらったしいいだろう。
――ステータス――
レベル:9
名前:ソラ・レイアス
年齢18歳
身長165cm
体重47kg
さらに詳細
職業:従業員
住所:ヴァルディア商王国 リムベルク
解放スキル:【重量軽減】
――――――――――
――ステータス――
レベル:8
名前:レナ・レイアス
年齢15歳
身長152cm
体重40kg
さらに詳細
職業:従業員
住所:ヴァルディア商王国 リムベルク
解放スキル:【愛想強化】
――――――――――
なんと二人ともスキルを持っている。
他の点で言えばソラは身長が高いと思っていたが、165cmだったとは。
レベルは二人とも低い。
仕方がないか。外にまともに出ていないのだから。
年齢ごとにレベルは上がっているのかもしれない。
さらに詳細を二人なら見てもいいだろうか。
少し迷ってしまった。




