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元管理職、経済力で異世界を支配する  作者: わた


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第二十一話 仕事開始

なんで似た名前にしたのか、覚えるのが大変です。

家に戻る途中で仕事のことを説明しよう。

回収、運搬、分解、販売。


この中で分解は俺だけしかできない。

運搬は隠しスキルの強制転送を解放して使えば省略できる。

ならば二人には回収と販売を頼もう。

二人にその旨を伝えた。


するとソラ(姉)は、

「私が回収をします。体を使って動くのは私のほうが体力がある自信があるので。」

とのことだったのでレナにそれでいいか聞くと、


「姉さんがそういうので私は販売をします。」

とのことだった。


思ったよりあっさり決まった。

姉妹なので相性がいいこともあるだろう。

そんなことを考えているうちに家についていた。


「ここが俺の家だ。工事中だけど気にしないでいいよ。」

「なんの工事なんですか?」

二人が聞いてくる。


「水道管を引いたりしてる感じかな?」

風呂のことは誤魔化した。


問題は今、二人の部屋がないことだ。

どこで寝てもらおうか。


申し訳ないが、ひとまず宿屋で、二人一部屋で過ごしてもらうことにしよう。宿屋代は俺が出すしかない。


そういえばなんで廃品回収をするのかを伝えていなかった。スキルの説明も兼ねて、昨日の工事の人達から回収した材料を分解してみよう。

パソコンでしか試してないから、できるのか分からないけどな。


パイプを手に持って、スキル再構築分解を発動させる。


こちらのアイテムを分解しますか?

YES

次の瞬間パイプが手から消えていた。

インベントリの中には…

あった!

鉄、銅それぞれ400gずつある。

この世界の風呂がすぐにメンテナンスが必要となる理由はプラスチックがないから金属を使うことになるが、すぐ錆びてしまうからだ。


姉妹は呆然としている。スキル持ちはこの世界では稀らしい。やりたいことは理解してくれたようだ。


「朝ごはんは食べた?」

「いえ、まだです。」

それなら今日は食べに行こう。

市場でなら、朝食と回収を同時に済ませることができる。そう思って3人で市場に向かった。


市場では昨日の焼き鳥のおじさんがまた屋台をやっている。

「すみません。今日も焼き鳥8本もらえますか?」

「あいよ。兄ちゃんお得意さんだから一本おまけしてあげるよ。合計2クレドだね。」

「ありがとうございます!」


そうだ!早速廃品回収を開始してみよう。

「すみません。使わなくなった廃棄品とかありますか?あったら回収したいのですが。」

「買って2日ほど経ってしまった鶏肉はあるよ。あと古くなってしまったコンロがあるな。使うこともないから持っていってもらうと助かるよ。」


コンロがきた!ありがたい、修理に出せば、使えるかもしれない。

鶏肉はどうしたらいいんだろう。食あたりになったら怖い。3回経験しているのだから間違いない。


※鶏肉は鶏刺し以外できる限り焼いて食べよう!


姉妹は夢中で焼き鳥を食べている。俺は一個だけもらって他は二人に回した。

コンロと鶏肉をインベントリに入れて、次の場所に向かおう。

所持金2万7893クレド

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