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熊エッセイ

「作者が自作の設定語りや自作褒めてるの、普通にウザい」について

作者: 熊ノ翁

 どうも、熊ノ翁です。

 いつものようにTwitterで創作界隈をお散歩していてなんかキナ臭いなと思ったら、熊にエッセイを書く面白さを教えてくれた某ザウェストさんが燃えておりました。

 内容は、タイトルのような事ですね。

 つまりコレ。

「作者が自作の設定語りや自作褒めてるの、普通にウザい」


 ザウェスト氏には物書きとしての恩がある熊、いてもたってもいられずに今回緊急でエッセイ回しているというわけです。

 やはり物書きたる者、火を見たらガソリンをぶっかけねばならぬ使命がありますからな!


 てなわけで、今回はこの「作者の設定語りや自作褒めの是非」について語っていきます。

 まず最初に。

 大前提として、小説書いてる作者がSNSで自作の設定を語ったり自作を褒めるのは、んなもん個人の判断で好きにすりゃ良い事だと思います。

 Twitterで何を呟くかなんて基本その人の勝手なわけですし。

「嫌なら見んなやどっか行け。テメーの為に書いちゃいねえよ」で終わりです。


 終わりなんですが、それはそれとして。

 僕たち熊たち私たち物書きって、自作をどうにかして皆様に読んで頂きたいわけじゃないですか。

 熊なんかもTwitterやり始めた理由は「ここで自作品の宣伝して、フォロワーさんに読んでもらおう!」って物でしたし。

 そんでもってTwitterで宣伝するとなると、まあやっぱ自作の設定語りや紹介になるわけですよね。

 それを「ウザい」と切り捨てられてしまっては、たまったものじゃありません。


 でも、ぶっちゃけウザいんすよ。

 うん、ウザい。


 いやそりゃあね?

 ワンピースの尾田先生やハンターハンターの冨樫先生が自作の設定語ったり自作の売り上げやら貰った賞を自賛すんのは、普通に需要あるし認められますよ。

 でもこれが、熊がTwitterで「この作品の主人公はこんな奴で決め台詞これで、こんな感じの過去設定を考えてて~」とか語ったとしてそこに需要なんて無いわけです。

 熊のツイートにフォロワーさんが求めている事は、創作界隈のなんか燃えてる話題についての事や世間の炎上ネタであって、熊の書いた小説の事について知りたい人はほぼいません。

 正直言って、ほぼゼロです。

 哀しいけれど、それが現実です。

 

 そんな状況の熊が、自作小説についてTwitter上で延々と設定語りをしたり自画自賛したとして誰が読みたいと思うかっていうと、誰も読みたくないわけです。

 んな事した所で自作品の読者さんが増えるどころか「ウザ、こいつ」と思われて、フォロー引っぺがされるのがオチでしょう。


 哀しいけど、世の大多数の人たちは、熊の作品にもアナタの作品にも興味なんてカケラもありません。

 興味の無い相手に興味の無い事をいくら聞かせた所で、得られるのは人気ではなくアクビくらいの物でしょう。

 とはいえ、やっぱ物書き的には宣伝や告知はどうにかやりたいわけですよ!

 なんとか自作品の認知度上げたいわけです!


「Twitterで宣伝なんていくらした所で効果なんて無かったよ」と事あるごとに言っている熊ではありますが、しかし一度はチャレンジしてみて損は無いはずです。

 確かに熊は成果が上がらず諦めましたが、熊がダメだったからといって他の人も同じように効果が無いとは限りませんし、そもそもやる前から諦めてちゃ何もできません。

 ダメならダメで、実際やってみて、経験してみてどうするかは判断した方がいいんじゃねえかと熊は思います。


 それに、確かに無名な物書きの設定語りなんて99.99%の人は興味ありません。

 が、残りの0.01%の読者さんのためにやるというなら、それはアリでしょう。

 それは、どこを重視して何を狙うかによって答えが変わってくるはずです。

 たとえ少なかろうが、読者さんに届くように自作品の裏話や小ネタなんかを話すというのは狙いとしては十分理解可能です。

 

 トレンドの話題に乗っかってインプレッションをとにかく稼ぐ事を重視する。

 そんな方向性のアカウントが、自作小説について語りまくったらそりゃインプレッション落ちるでしょう。

 でも、僅かながらいる自作小説の読者さんを、少しでも楽しませられたらそれでいい。

 そういう狙いでしたら、むしろ自作語りは積極的にやるべきです。


 あと、Twitterをやる理由は、何も自作品の宣伝やインプレッション稼ぎのためだけではありません。

 自分を奮い立たせるためにツイートするって使い方をしてる人だって普通にいます。

 てかそういう呟きをする事こそが、本来のTwitterの使い方な気がしますけども。

 とにかく、自分のモチベ上げや行動メモ的な使い方をする場合、頑張った事や達成した事について自分で自分を褒める趣旨のツイートをするのは極めて妥当です。


 話を戻しまして。

 作者がSNSで自作の設定語りをしたり自作を褒めるのは、自分が何を目指しどこを狙うのかによって答えや判断は変わる物事です。

 その基準や方針が定まっていない中で良いだ悪いだといくら言った所で、満足いく答えにはならないでしょう。


 良い悪いを問う前に、自分は何をしたくてSNSやってるのかは今一度考えてから答えを出した方が、この手の話は後悔せずに済むんじゃねえかと思いますな。


「作者が自作の設定語りや自作褒めてるの、普通にウザい」について……END

最後までお読み頂き有難うございます。


もしよろしければ、こちら↓↓↓の広告下にございます「☆☆☆☆☆」欄にて作品への応援を頂けますと、今後の励みとなります。


よろしくお願いします!

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― 新着の感想 ―
 同感です。  自分の作品なんだからモラルに反しない限り自由でないかと思います。  作品は作者のものですし、宣伝告知も自画自賛な内容も作者の自由というものでしょう。  確かに読者にはウザイかも知れませ…
[一言] 設定語りなんて好きな作品のものでも興味ないのですが(自作でも設定を組み上げる作業は苦行でしかないのですが)、これがコンセプト語りや執筆時の苦労話なら全く知らない作品でも楽しく読めるし、当該の…
[一言] すみません。 活動報告で語っております(・・;) 自画自賛まではしてないつもりですが、今後は止めておきます。
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