芽は食べてもいいのか問題
どうにもこうにも抜けない癖というものは…あるものだ。
私の場合…芽を取ってしまう癖がある。
玉ねぎを買ってきて、すぐに使わないと伸びてしまう、黄緑色の、芽。
ニンニクを買ってきて、すぐに使わないと伸びてしまう、黄緑色の、芽。
外に伸びていない、実の中にあるやつが気になる。
玉ねぎを割って緑色の芽があるのを見つけると、どうも気になる。
ポイとつまんで、三角コーナーに入れてしまう。
ニンニクを割って緑色の芽があるのを見つけると、どうも気になる。
ポイとつまんで、三角コーナーに入れてしまう。
たぶん…イメージ的なものだとは、思うのだ。
ジャガイモの芽と混同してしまっているふしがある。
なんとなく、毒がありそうな、雰囲気があるというか。
ただ…確かに芽を取れと言われた経験もあるのだ。
居酒屋をやっていた大叔母さんの手伝いをしていた頃、毎日100個くらいのニンニクを刻んでいたのだが、その時確かに…にんにくの芽を取らされていた。
確か…食感が悪くなるとか、言っていた。
ニンニクの薄皮を剝いて、半分に切って、丁寧に芽の部分を取り除いて。
実の部分だけを細かく刻んで、特製ダレに漬け込んだ…とっておきの餃子の薬味。
めちゃめちゃ大人気で、たまにお客さんが空いた瓶を持ちこんで、たっぷり詰めてお土産に買って帰ったりしていた。
作っても作っても品切れちゃって…大変だったのだ。
来る日も来る日もニンニクを割っては芽を取っていたので…芽を取る動作が沁み込んじゃったんだろうなあ。
芽を取っていた日々なんか20世紀の事なのに…いまだに癖が抜けないのである。
ついつい、真っ白な部分に、黄緑色の物体があると…抜いてしまうという……。
ニンニクの芽も、玉ねぎの芽も、食べても問題はないらしい。
ただ、ちょっとばかりアクが強くて焦げやすいそうだ。
……やはり生の刻みにんにくを作る際は、取り除いた方が良い代物ではあるらしい。
とはいえ、今は繊細な味を追求する必要は、ないわけで……。
お客様にお出しする料理じゃないから、多少のアクなんか気にしなくていいんだけども。
ついつい…癖で、芽を取ってしまう私がここにいる。
なんかもったいないなあと思いつつ、気がつくと条件反射で芽を取ってしまうのだ。
……今後はなるべく、芽が出る前に調理するようにしよう。
……今後はなるべく、買いだめしないで、いる分だけ買うようにしよう。
そんな事を、思いつつ。
「うん?!玉ねぎ三キロ198円?!やす!!」
「ちょ、見切り品のニンニク一袋300円?!青森産なのに安すぎる!!」
ついつい、惑わされて翻弄されて手を伸ばしてしまう私が、ここに!!
今日も、明日も、明後日も…私はきっと黄緑色の芽を摘んでしまうという、お話ですよ……。