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誕生日

どもどもグリムです。

今回は短いです。

正確に言うと前の話の27/19ぐらいです。



今日、遂に待望の我が子が産まれる。

男の子なのか女の子なのか、昨日から待ちきれなくて実は一睡もできなかった。


予定では今日の昼頃に産まれるとの事。

今、私の眼前にある扉の向こうに私の愛する妻がいる。

元々は、私も出産に付き添うつもりだったが、妻の様子が急変し追い出されてしまった。


§ § §


予定では昼頃に産まれるはずだったが今はもうすぐ日が沈む頃合いだ。

と、その時、扉の向こうから……

「「オギャアアァァア!オギャアァァァア!」」

私は咄嗟に扉のノブへ手を伸ばし流れる様に部屋に入った。

そして私が最初に目にしたのは赤子を両手にだきこちらへ微笑む妻の姿だった。


§ § §


「元気な男の子と女の子の双子ですよ。」

横に居た助産師がいった。


どうやら男の子と女の子の双子のようだ。

それで妻、様子がおかしかったのか。

当初は一人だと思われていたからな。


さて、これは困った私的には男の子だと思って居たので男の子の名前しか考えていない。

そんな時私の心情を知ってか知らずか、

「貴方。この子達の名前は決まっているの?」

さて、此は困った。

何と返せば良いのか。

ん~ん~~ん~。

私、考えては止め考えては止めを繰り返してとうとう決断した。

まぁ、時間にしたら思考していたのは一秒にもならないのだが。

「あぁ、決まって居るとも。息子はクラマ、娘はシャリスだ。」

「あら。素敵な名前ね。」

「そうだろな。何たって私昨夜一睡のせずに考えたのだから。」

私がそう言うと妻はクスッと微笑んだ。

「この子達は大きくなったらどんなふうになるのか楽しみね。」

「そうだな。」


§ § §

「立派に育ってね。私の天使」


だが彼女は我が子の成長を見守る事は出来なかった。

あぁ、言い忘れてました。

この話主人公達の父親視点です。


因みに双子の名前は私がゲームで使う男用と女用のキャラ名です。


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