やっと街だ!とりまギルド行こう!
もう、疲れたよ……
「さぁ、着いたぞ!ここが城塞都市アマリスだ!」
そこには大きな壁で囲まれた街があった。
「すげーたけぇー!なぁ!優斗!」
「あぁ、そうだな……」
「なぁ、優斗」
「なんだ」
「あの100mくらいありそうな壁登ってみよーぜ」
「テメェだけ行ってこい」
「えー優斗付き合い悪いなー」
霊人は優斗にそうこぼすとヴァルムントは
「おい、絶対あれ登るなよ絶対だからな!」
「お、お、お?それはフリってやつですか?」
「フリ?なんのことだか知らねぇがあれに登るのだけはやめとけ」
「何か問題でも?」
優斗がそう尋ねるとヴァルムントは、
「あれは神々が作ったものとされていて、あれに登ろうとするとどこからか雷が落ちてきて大抵、死ぬ」
「俺、やっぱ登るのやめるよ……」
「死んでこいよ、霊人ww」
「嫌だよっ!あんな説明聞いた上でどうして登ろうとすると思うんだよっ!」
「火葬がいいか?それとも土葬か?」
「このヤロォォォォ!」
霊人と優斗が言い合っていると、
「次の方どーぞー」
前で訪れた人の身元を確認していた職員らしき人がそう言った。
「おい、お前ら呼ばれたから行くぞ」
「ちょっと待ってください、ヴァルムントさん!せめてこいつの顔に一発くらいっ!」
「うるさい、行くぞ」
そして霊人はヴァルムントさんに抱えられる。
「霊人……哀れだな!(笑)」
「くそったれぇぇぇっ!」
霊人はヴァルムントさんに抱えられたまま、職員らしき人のところまで行き、
「身分証明できるようなものはありますか?」
と聞かれた。当然この世界に来たばかりの二人には証明するものなど何も無かった……
「ヴァルムントさん、ヴァルムントさん」
「なんだ霊人」
「俺たち何も持ってないんですけど……」
「あぁ、そうだったな」
「すまない、こいつらは少し離れた先にある村で襲撃にあったため何もないんだ。ギルドカードを作ったらまたここに来させるから、それでいいか?」
「えぇ、構いませんよ」
職員さんは、その後に
「ですが、必ず戻ってきてくださいね。身元不明の方を入れてしまったとなると大目玉ですので……」
「わかった、約束しよう」
そう言葉を発するとヴァルムントさんは
「まずギルドでギルドカードを作っておくか、それからだな」
そしてギルドにて………。
「少し待ってろよ、今必要な道具を取ってくる」
ヴァルムントさんはそう言うと奥に消えていった。
「優斗…」
「なんだ」
「めっちゃ怖い人たくさんいるんですけど!?これ、ちょーやばいんですけど…」
「ヴァルムントさんは言った」
「何を?」
「絡まれるようなことはするなよ?絡まれたら色々面倒だからな……あ、俺は止める気ないんでよろしくな☆」
「あの野郎……」
ヴァルムントさんは、何やら大きな水晶を抱えて持ってきて
「さぁ、これに手をかざしてくれ、そうだな……まずは霊人からで頼む」
「これなんなんですか?」
「これは、個人の能力などを詳しく表す物だ」
「よっしゃ!キタ!ここで俺の特殊能力が判明して………」
「何を言ってるのかは知らんが早くしろ」
そして霊人は水晶に手をかざして………
どうしてこんなところで区切ったのかって?
ふっふっふっ……ステータスどんなの書いてたか忘れたんだよぉぉぉ