なんとか生きてる……
ネタがもうないよ\(^o^)/
仕方ないね、どうしようもないね
かれこれ数時間は戦い続けている霊人と優斗。
彼らは霊人のハイヒールや優斗と霊人が使えるヒールを使いながら戦っていた。そうして二人とも体力の限界となりその場に倒れこんでしまう。
「ははっ…もう、体を動かす気力すらねぇや」
と霊人は諦めたように言うが優斗は
「もう少し頑張れ!そうすればきっと倒せる!」
と言った。しかし、目の前に広がる光景を見れば誰だって諦めるだろう。それは、オークが残り15体ぐらいいるのだ。どう足掻いたって体力の限界を迎えた二人には不可能としか思えない。そして、一体のオークが手に持つ棍棒を霊人と優斗に向かって叩きつけようとした。しかし、そうはならなかった。棍棒はどこからか飛んできた魔法によって飛んで行ったからである。そして二人は薄れゆく意識の中確かに聞いたのだ。
「大丈夫か?今助けてやるからな!」
といういかにも強そうな男の声を聞いて二人の意識は途切れた。
目を覚ますとそこは、ベットの上だった。
優斗は霊人を起こし何があったのか思い出そうとした。
そうしているうちに一人の男が一人の男が入ってきた。
「お、目を覚ましたようだな体の傷とかは大丈夫か?」
男はそう言うとこちらを向いて
「で、どうしてあんなところにいたんだ?」
と聞いてきた。優斗は霊人が何か余計なことを言う前に
「いえ、どうしてあそこにいたのか記憶にないんです……気がついたらあそこにいました」
と言った。霊人は、馬鹿にしては珍しく空気を読んだようで優斗が男と話している間ずっと黙っていた。
すると男は
「こりゃ、まいったな……記憶喪失か?いや、近くに襲われたあとの村があったからおそらくそこの住人だな」
「あの、すみません」
「なんだ?」
ずっと黙っていた霊人が男に話しかける。
「あなたは誰ですか?」
「おっとこれはこれは申し訳ない俺はこの近くにある街でギルドマスターをしている者だ。名はヴァルムントというよろしくな、でそっちらは?」
「僕が優斗そしてこっちが霊人です」
「よろしくお願いします」
霊人は男に向かって軽く頭を下げた。男はこちらの顔を交互に見ながら
「なるほど、お前さんらはここから行くあてとかあるのか?ないのなら俺と一緒に街に行かないか?なぁに大丈夫だ職ならギルドでハンターとして働けばいい」
霊人と優斗は少し考えた。結局のところいつかは行こうと思ってた街だ、その機会が早まっただけ。
二人は迷うことなく
「「行きます!」」
と答えた。
彼らは、後にハンターとして働くことが大変なことをまだ知らない。
さて、この後どうしよう……