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バカ二人で世界を救ってみました☆  作者: 最強無敵のNEET
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危機的状況!?

いやー今回は長くなりましたね〜

みなさんこんにちは、霊人です!突然ですがみなさんはモンスターに囲まれてしまった場合どうしますか?

ってかそもそもどうしてこんなことになったんだろう?そんなことを考えていたら優斗に注意を受ける。

「おい、何ぼさっとしてんだ!考える暇があったら手を動かせっ!」

俺はそう言われて目の前に迫っていた醜い顔をしたゴブリンを巨大化したようなオークを剣で首を刈り取る。

首のなくなったオークが倒れる。あと約20体、霞む意識をしっかり保ってべつのオークに目を向ける。

そもそも彼らがこうなってしまった原因は数時間前に遡る。



「なぁ、腹が超減らない?」

霊人がそう言うと優斗も同じように

「あぁ、確かに腹が減ったな」

と返す。察しのいい人なら『創造』のスキルで食べ物を作ればいいと思うだろう。しかし、『創造』には欠点があった。それはそれを使っている間は魔力が減り続けるということだ。先ほど焼き鳥を『創造』のスキルを使って作り出したのだが、優斗が作り出した後に魔力の供給を止めた瞬間、消えてしまった。


霊人は急に消えて無くなった焼き鳥に物凄く悲しそうな顔をし、焼き鳥を消した優斗に怒りを感じていたが、魔力が減り続けるため長く維持できないことを知った瞬間、優斗に剣を作ってもらいその剣で近くを通りかかったスライムを八つ当たり気味に斬った。すると、スライムの体が淡い光に包まれ、ゼリーのようなものを落として消えて無くなった。スライムが何かを落とした時は、物凄く驚いていた霊人だが、物凄くお腹が空いていた霊人はそれを食べ、よほど美味しかったのか何故か喜びを体で表そうとしダンスのようなものを踊っていた。


それを近くで見ていた優斗は、ついに頭が狂ってしまったのかと思い可哀想なものを見る目をしながら霊人を見ていた。しかし、優斗もそのゼリーを少し食べると物凄く美味しくて涙を流していた。

霊人は、それからいくらかスライムを狩り続け、二人はレベルが2ほど上がっていた。

霊人はスライムを狩り続けている時に、醜い顔のした小鬼、わかりやすく言うとに言うゴブリンというものと出会っていた。


霊人は最初、初めて人型の敵を見て斬ることをためらったが敵が明らかに殺意のこもっている目をしながら攻撃してきたため首を跳ね飛ばした。

倒したゴブリンからは少量のお金と肉を落として消えた。

霊人は優斗と一度合流し、その肉を食べてみることにした。

「おい、優斗食べてみろよ」

「何を言ってるんだ霊人、お前が狩ってきたんだから先に食べろよ」

「わかった、じゃあ優斗……じゃんけんをしよう」

「そうか…じゃあ、負けたほうがこの肉を先に食べるということでどうだ」

「オーケー」

「じゃあ行くぞ〜!」

「「じゃーんけーん、ポン」」

霊人→グー、優斗→パー

「バカなっ!この俺が負けただと」

「フッ……霊人、お前は最初にグーを出す癖は治ってないようだな」

「なん……だと…」

「というわけで毒見してみろ霊人」

優斗のその発言とともに霊人は『ファイア』で肉を焼き……食べた。

「ん?意外とおいし……」

「どうだ?美味しいか?」

霊人は、途中で言葉を詰まらせた。優斗はそれに気づかず霊人にそう問いかける。

「あ、あぁ美味かったぞ……」

「そうか、なら俺もいただこうかな」

霊人は額に汗を浮かべながらそう言った。

その時霊人は

(やばいやばい、何あれ?クッソ不味いんですけど!?あれは人間が食うものじゃねぇ…)

と思っていたが優斗に食べるのはやめておいたほうがいいと言おうとした。しかし、

(いや、待てよ…仕返しに食わせてやるか)

などと馬鹿なことを考えていた。

優斗が口にそのゴブリン肉を食べた瞬間

「お、意外にうまいじゃな……うぷっ」

と涙目になっている優斗に霊人は嬉しそうに

「どうした、霊人?ほら、もっと食べろよ」

霊人は黒い笑みを浮かべながら優斗に勧める。

「いや、俺はもういいよ……あとは全部お前が食ってくれ」

優斗はそう返し霊人のところに残り数枚の肉を霊人に渡した。

「そうか、美味しいのに………」

(後で『ファイア』で燃やして燃やし尽くそう……)

その時霊人は優斗に

「あ、ここにつけっぱなしの火はどうする」

と尋ねた。すると優斗は

「火をつけてれば敵は寄ってこないだろ」

と返した。


そして数分後

寝ようと思っていた二人は、あらかじめ作っておいたテントの中に入り、寝ようとしたのだが近くから聞こえてくる。ゴブリン特有の不愉快な声が聞こえたため急いでテントを出ると、彼らのテントはゴブリンに囲まれていた。

優斗は咄嗟に剣を霊人に渡し

「戦うぞ!霊人っ!」

と言いおよそ50体はいるであろうゴブリンを倒していった。

ゴブリンの数もあとちょっとの時に戦いの音を聞きつけてきたのか、ゴブリンより約3倍ほど大きく大きな棍棒のようなものを持った敵が集団で現れた。そう、それはオークだった。





危機的状況な霊人と優斗!さぁ、彼らはどうやってこの困難を乗り越えるのか!頑張れ俺!次話は任せたぞ!

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