依頼を受けよう!
ネタとかあまりないですねぇ……
「はぁ……悩んでても仕方がないな……ちゃちゃっとやって終わらせるか…」
霊人はため息を吐きながらも掲示板へと向かっていく。すると優斗が霊人に近寄り、
「まぁ、借金に関してはどんまいとしか言えねぇな」
「なんだよ優斗、また笑いに来たのか……」
霊人は優斗を軽く睨みながら言うと優斗は笑顔を浮かべながら
「まぁ、それもしてやりたいが……と、それは置いといて……」
霊人が優斗を殺さんとばかりに拳を握り始めたので優斗は慌てて
「大丈夫だ霊人、これから話す話はお前にとっても悪い話じゃない!」
「そうか……次笑いに来たら殴ってやろうと思っていたんだけどな……それで?話とは?」
「あぁ、お前が壊した水晶の代金を払うまでは俺もどのみちなにもできないからな」
「それで?」
「お前の借金返済を手伝ってやろうと思ってな」
優斗がそう言うと霊人は怪しげな顔をしながら
「なにが目的なんだよ」
「ここは一応親友としてお前を手伝ってやろうと思ってな」
優斗はらしくもない爽やかな笑顔を浮かべながらそう言った。そして、霊人は
「で?本音は?」
「よく考えたらヴァルムントさんが稽古つけてくれると言ったが、絶対ロクなことにならないから早めに逃げたいんだ……」
優斗は先ほどの笑顔が嘘だったかのように絶望に満ちた顔をする。
霊人は呆れた表情をしながら
「ならどうしてあの時俺の邪魔をしたんだ」
「え?あぁ、それはだな」
「なんだよ」
優斗は少し霊人に話すことを躊躇っていたが意を決したように
「霊人が不幸になるならなんでもいいし、それで苦しむお前の姿を見れるならいいじゃないかと思って話をまともに聞いていなかったんだ……」
「やっぱ、一発殴らせやがれクソ野郎!」
と霊人は優斗に掴みかかろうとし……
「テメェら遊ぶ暇があんならさっさと依頼を受けやがれ!」
ヴァルムントさんのキレ気味の声が聞こえた。
「よし優斗、なに受けようか?」
「そうだな霊人、これなんてどうだ?」
何もなかったかのように話をする霊人と優斗に軽く殺意を覚えるヴァルムントさんがいた。
そう言って優斗は一枚の紙を手に取る。
「ん……ゴブリンの討伐?」
「最初だし軽いのがいいかなと思ってな」
「だが、ちょっと簡単すぎやしないか?」
「霊人、ここを見てみろ」
霊人は優斗が指を指した文章を霊人は読む。
「なになに……『森に現れたゴブリンを退治してください。最近ゴブリンが大量発生しています、ゴブリンの巣がある可能性が十分にあるため気をつけてお願いします。報酬 倒したゴブリンの数次第一匹 銅貨一枚』か……なるほど」
「いい依頼だと思わないか?」
「そうだな!じゃあ、早速この依頼を受けよう!ヴァルムントさーん!」
「なんだ?霊人何か用か」
「この依頼受けたいんだけどー」
「ん?あぁ、それならあそこにいる受付の人に言うといい、そうすれば依頼を受けれるぞ」
と言ってヴァルムントさんはある場所を指差す。
「なるほど、じゃあ行ってくる」
「あぁ、気をつけろよ」
そう言って霊人と優斗は受付に向かっていった。
ステータスも考えないといけないなぁ………




