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脇役は脇役らしく日常を送る  作者: white-under
体育祭ー本番編
36/42

体育祭-本番-(終)

ある意味、体育祭を滅茶苦茶にした本人は居らず、誰も収集できないでいた。

しかし、相手が相手だけに誰も名前を出せなかった。

また、体育祭が終わった後も尾を引きそうな勢いである。


「フフッ、どうしましょうか」ブツブツ

「薬殺?それとも物理的に?」ブツブツ

「孝之・・・・・カンキン?」


「「「後始末くらいしていけよ!!!」」」


そのころ本人は、隠れ家で今後の予定と情報収集をしていた。


「ここはいつ見つかるだろうか。そう簡単に見つかるような場所では無いはずだが・・・」


師匠ですらここを見つけるのは難しいだろ。

しかし、敵はあの『榛里カンパニー』だ。

何処からどう攻めてくるか予測ができないからだ。

相手の動向も分からないままでは、動こうにも動けない。


「まだ大丈夫だとは思うが・・ ・次の地点は」

俺の隠れ家は、県外を含めると100以上ある。

小さいものからビルの一室まで予測不能のことを考えてだ。

それが今日になるとは・・・。



「それにしても違和感がなさなすぎるな」

そろそろ何処がバレてもおかしくはないはずなのに、どこの隠れ家も、捨てたメイン携帯も反応がない。


「もう既に・・・敵は攻めてこんでいるな」


俺はすぐに服を準備し、誰にも見せたことがない秘技をすることにした。

「これをすると、1ヶ月は元に戻れないからな・・・よし、グギッ、メキッ、ボキッ・・・・痛い。ボキボキ、メキメキッ!」

「うん、体・髪はこれでよし。声もアーアー・・・あー・・・よし!」

「これで、何処からどう見ても俺とは分からないはず」


そこにいたのは、孝之(?)ではなく小柄な女性がいた。


「監視カメラには、何も写ってないから。出てもいいだろう」

この俺の判断は、間違ってはいなかった。

「よし、誰もいない」


そう、父方の代々の墓。先程まで、骨壺といた。



町中にいても、誰も気づかない。完璧な俺・・・ここではドヤ顔はしない。


「体育祭は終わったかな」

俺は学校を覗いてみた。

「父兄も集まって、片付け中か・・・一旦、戻るか。次の準備もあることだし」




「帰ってきませんね」

「・・・帰ってこない」

「孝之・・・」


片付けも終盤に差し掛かった頃、屋上では三人の女子生徒が話をしていた。


「網は?」

「国内外全ての隠れ家を探しましたが何処にも・・・監視カメラにも」

「そう」

「・・・変装は?孝之なら完璧に変装できそう」

榛里は首を降った。

「骨格から隈無く検知できるものを使いましたけど・・・それでも」

「・・・骨格から変えたとしたら」

「「!?」」

「いくらなんでも人間には不可能・・・」

「・・・霧山孝之という生物で見た場合は?」

「「できそう」」


まさに、 網に引っ掛からないのは骨格からすべてを変えたからである。


「さすがに・・・」

「「はぁー」」


三人の女子生徒の溜め息が無くなるのは、時間はかからなかった。


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