素顔(2)
そして、次の日の朝
「孝之、おはよーさん」
「霧山君、おはよう」
「橘先輩、おはようございます(もう、夫婦でいいだろ)」
「私たち結婚してませんよ」
「心読まないでください(橘先輩を含め読心術を持っている人には敵わないな。この俺よりも読心術を持っている人の方が危険人物な気がするんだけど)。」
「夫婦の愛が成せる技ですよ」ニコッ
「「「「ブハァ」」」」
血の花が咲き乱れる。
「恭子、今夫婦って…///」
空気になっていた二三矢が反応する。
「あっ…///。声に出していました?///」
「バッチリと///」
「…リア充滅びろ」
俺はそのまま二人を置いていき、負のオーラを撒き散らしながら歩き出した。そして、有保と出会った。
「朝からお疲れだな」ポンッ
「有保か…イケメン滅びろ」
孝之が再び物騒なことを言う。
「だから俺は違
「「大俣先輩、おはようございます」」
おはよう」ニコッ
「「///」」タタッ
「あれ?俺ってやっぱりイケメン?」
「…死ね」ドスッ、バキッ
「グハッ!」
「…」
「孝之、俺が悪かった。ごめんごめん」
リア充が復活する。
「イケメンリア充滅びろ」バキッ
「グハッ!リバイバル!!「死ね」グハッ!」
俺はモブ(大俣=イケメンリア充)でストレス発散しながら学校に着いた。
「あっ、ゾンビだ!」パシッ
俺は殴ろうとするが有安に止められた。
「ちょっと待て。いい加減、俺でストレス発散するのは止めろ!」
「チッ」
「舌打ちも止めろ!お前の舌打ち怖いから。そんなことより転校生の話がしたい」
「それを先に言え」
「いう前に殴っているだろ」
「黙れ」
「…はぁ、理不尽すぎる」
「で何?」
「はい、はい。転校生が美少女で榛里カンパニーの関係者なのは知っていると思うが、更に分かったことがある」
「本当か?師匠でも分からなかったんだぞ」
師匠でも分からないことがコイツに分かるはずがない。
「俺の特殊な交友関係を舐めるなよ」
それなら仕方がない。俺と師匠はロリコン関係に興味ない。
「それで?」
「小学校に上がるまではこの地域に住んでいたらしい」
「名前は?」
「え~と、それが…」
「苗字が違う?何かのミスじゃないのか?」
「いや、そこから転校先も調べたんだけど、セキュリティが掛かってて下手に弄ったらこっちがやられそうになるくらい厳重だった」
「なるほどな。まあ、そこまでして駄目なら本人に聞けばいいか」
俺は有保からその事を聞いて危ない橋を渡るのを止めた。
「そこからは任した。今日から俺は放課後、忙しくなるから」
「発行日近いんだっけ?」
新聞部は月に1回ほど新聞を発行している。まあ、事件が起きる度に号外を発行しているが。
「それもあるけどさ、約2ヶ月後に文化祭があるだろ?」
「文集か」
「そうそう」
「兼部って大変だな」
「大変だけどさ、どちらも好き放題しているからな」
確かにそれは否定できない。この前なんて先生の合コンの失敗を載せていたからな。
「じゃあ、転校生のネタをよろしく」
「あぁ」
俺と有保は2-3の教室前で別れる。
そのあと教室に入る前に(岡田)先生の説教があったが聞き流し(言い返した)、職員室にUターンさせた。




