表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
DOGS! ~戌亥ポートアイランド騒動記~  作者: じょぉん
【グラウンド・ゼロ編】<フォークロアの申し子>
19/72

キャラ紹介【「フォークロアの申し子」終了時点】

「フォークロアの申し子」終了時点でのキャラ紹介です。

当然の如くここまでのネタバレをガッツリ含みます。

白黒(シラクロ)二色(ニシキ)

挿絵(By みてみん)

「見てなさいや、三毛次! 俺めはこれから今まさにナウ――御輿のテッペンに登って来まさァ!」」




〝本物の招き猫〟に連なる化け猫の少年。任侠と書いて任侠(ニャンきょう)と読む、化猫(ばけねこ)任侠(ニャンきょう)白黒一家(シラクロいっか)四十六代目〝物九郎(モノクロウ)〟。

「枯れてしまった」一家を人間社会にそぐった形で再興させることを目標にまずは学を身に付けるべく、自分のような「オカルトそのもの」でも就学出来る独立行政区戌亥ポートアイランドへと茶斑三毛次と共にやって来た。現在、組構成員達はただの猫になってしまっており、中には医療機関へアニマルセラピー用に貰われていった者も居る。

 尚、戌亥へやって来るまでは基本的に野良猫のような生活を送りながら、突っ掛かって来る妖怪を三毛次がぶっ飛ばすのを見ていたり遊んでいる子供達の中へこっそり人に化けて混じってみたりといった日々を過ごしていた。

 島で月に一度催されている全十二学院による模擬戦争合戦(ドッグファイト)のよりによって当日に来島。上がってしまったテンションに任せて、不動の王者・神無月学院の敷地に乗り込み〝戌亥ポートアイランド第一位〟同学院生徒会長・乗降拒相手に喧嘩を売り、挙句の果てに無敵とされていた彼女の能力〝バタ足アクセル(ストップ&ゴー)〟の突破口を暴いてのけてしまう。

 猫と人の姿とを行き来する〝変化〟のほか、猫と意思疎通する力、そして〝一匹の猫にも九分の魂(ナインライヴス)〟の掛け声と共に九又の尻尾を現すことで発動する「猫に関して伝承された信仰を取捨選択・拡大解釈し実再現する」信仰具現化とも言える能力を持つ。なおナインライヴスを一定以上使用した後は記憶や能力の一切を凍結させてしばらくの間ただの猫になってしまう。

 腕だけを巨大な猫の前足へと変化させて繰り出す〝ネコパンチ〟が得意技。

 激しい乗り物酔いと空腹が大敵。






     ※     ※     ※     ※     ※





茶斑(チャマダラ)三毛次(ミケジ)

挿絵(By みてみん)

「姓は茶斑名は三毛次――縁あってこちらの若の目付の役など頂いておりやす、しがない野良めでござんす」




 初代の頃より白黒一家に仕えているという、仁侠映画そのまんまのような着流しスタイルに身を包んだ化け猫。

 白黒の保護者にして目付役。仁義の心得に読み・書き・算盤(そろばん)、更に喧嘩(ゴロ)のイロハを教え込んだとは本人談。

 白黒に忠実な白黒至上主義で、白黒の身に何かが起こる度「若ァァァァァ!」と絶叫している。だが白黒の喧嘩沙汰に関してだけは天賦への信頼という矜持の下、心配する素振りを見せない。なお拒との対決を経た時点で白黒のことは「若」ではなく「四十六代目」と呼ぶようになった。

 拒に吹っ飛ばされた白黒が三毛次と相撲を取っていた時のことを思い出しているほか、戌亥ポートアイランド統括理事会〝第十議席〟JOKERからは「供物抜きで会話が成立する四〇〇年級の準大妖怪」といった言及があったりと、その実力はわりと未知数。






     ※     ※     ※     ※     ※






大加美(オオガミ)稜牙(リョウガ)

「この島に住むんなら、次からは金払えよな。今回の分は奢りにしとくから」




 戌亥ポートアイランド学生区ステューデンツ・クォーターラウンド西側入島管理セクション付近で喫茶店『Wolf in forest』を経営する灰髪の青年。女子高生辺りが放っておかなさそうな細マッチョのイケメン。なお、店の営業は店主である彼一人の手でまかなわれており、手持ち無沙汰になれば自分で淹れたコーヒーを自分で飲んでいたりする。

 来島早々空腹でぶっ倒れていた白黒にタダ飯を出してやるなど、基本的に面倒見のいいあんちゃん。

 白黒には食事を出してやっただけで泊めてはいないのに「一宿一飯の恩義」と意気込む三毛次に店中を綺麗に掃除され、まさか泊まる気か、と現在懸念を抱いている。

 いつの間にか背後に立たれた三毛次が驚きに目を瞠った、という登場を果たしており、実力どころか正体もかなり未知数。

 客として来店されたことがあるという関係で如月学院・桜花晃と面識があり、また、合戦(ドッグファイト)の中継映像を観ていた際の様子からどうやら神無月学院生徒会長・乗降拒についても面識がある様子。






     ※     ※     ※     ※     ※






桜花(オウカ)(アキラ)

「まさか、猫が顔を洗ったら雨が降る、だなんて――」




〝超科学兵器の牙城〟如月学院風紀委員会所属、通り名〝死神の鎌(デスサイズ)〟。高等部一年。キャスケット帽を被った同学院エース。白黒と三毛次が入った『Wolf in forest』の目の前で八坂櫓と対決、勝利を飾った。

 武器は通り名そのままの名称を持つ杖型機械〝死神の鎌(デスサイズ)〟。先端からイオン化したXe(キセノン)ガスを高温高密度で噴射するプラズマジェット発生装置であり、理論上は「なんでも焼き切る」超科学兵器。白黒と三毛次に対し稜牙はこれを「ビーム鎌」と解説していた。プラズマエッジの使用にはバッテリーとガスが封入されたカートリッジの装填が不可欠で、一本当たり連続五〇秒の使用が可能。

 攻撃を受けた「と見せ掛け」カートリッジをばら撒いてしまった「と見せ掛け」使用中のカートリッジの残り時間も切れた「と見せ掛け」、油断して接近して来た八坂を「プラズマエッジ部を地面に潜らせ隠しておく」という方法で真正面から不意打った。以上の手並みにより来島初日の白黒のテンションを上げてしまった最大功労者(?)。

 興奮して話し掛けて来た白黒を合戦(ドッグファイト)参加者と勘違いし、連続戦闘は不利と考え、バカそうな白黒の意識を神無月学院という〝最強〟へ向けて誘導。見事にノって飛び出していってしまった白黒がどうやら部外者らしいと遅まきながら気付いた所で神無月学院の校門前まで足を運び、白黒と拒の対決を遠距離から目の当たりにする。その後、白黒が暴いた拒の能力の弱点を知ってすぐにやって来た如月学院からの刺客と生徒会副会長・神薙虚に勘違いされ撃退されてしまった。






     ※     ※     ※     ※     ※






八坂(ヤサカ)(ヤグラ)




〝魔術師達の穴蔵〟弥生学院美化委員長、通り名〝一ツ目巨人(キュクロープス)。高等部三年。

 板金鎧のような金色の肩鎧で右腕を覆った大柄な少年。北欧神話をベースに「単なる怪物ではなく鍛冶神としての」一ツ目巨人(キュクロープス)を原典とした魔術を使う。その能力は片目を閉じながら触れた物体(戦闘時にはアスファルトの地面やガードレールなどで行った)から粗雑な構成ではあるが手斧や大剣を「創り出す」というもので、また右腕から並々ならぬ怪力を発揮することも可能。

 桜花晃の真正面からの不意打ちに破れる。






     ※     ※     ※     ※     ※






【リポーター月上(ツキガミ)

「どうも、俺です」




 本名・月上(ツキガミ)京平(キョウヘイ)

「どうも、俺です」が口癖の、自称「戌亥ケーブルテレビの体当たり気味リポーター」。就職二年目・独身、くたびれたスーツ姿でネクタイがナナメったどこかパッとしないあんちゃん。合戦(ドッグファイト)生中継番組に於いて、上空八〇メートルの無音ステルスヘリ機内実況中継ブースから実況・解説を行っていた。局プロに怒られないかとヒヤヒヤしながらも、拒と謎の乱入者・白黒の対決を生中継で島内全域へがっつりピックアップした。

「らぶりぃ氏神(うじがみ)」を自称するミコト様にベタベタ引っ付かれていたり、またその当のミコト様に向かって軽くキレて神棚ぶっ壊すと発言した際には「それでも憑神(ツキガミ)の家の子か」と言われていたりと、彼自身もなんらかのオカルトの体現者である模様。






     ※     ※     ※     ※     ※






【ミコト様】

<知っておるぞ。こういうのをちきん(・・・)と言うのじゃ>




 リポーター月上にベタベタ引っ付きながら一緒にテレビに映り込んでいる婆口調の着物幼女。自称「お茶の間のあいどる、らぶりぃ氏神のミコト様」。

 横文字に弱いようでカタカナ発音が割とぎこちなかったりするくせに、リポーター月上の仕事にちょいちょい横から口を挟み、実況とも言えないようなほとんどいち視聴者と変わりないノリで感想を並べ立てる愛すべきマスコット(?)。

 ザラに上から目線で、現在毒舌キャラ開拓中。らしい。どうもアニメ鑑賞が趣味。

 氏神を自称している点からして、恐らくなんらかの「オカルトそのもの」の存在。






     ※     ※     ※     ※     ※






乗降(ノリオリ)(コバミ)

挿絵(By みてみん)

「――最強との謁見よ。まずは三分もたせなさい」




〝オール・イン・ワン〟神無月学院生徒会長、通り名〝バタ足アクセル(ストップ&ゴー)〟。他にも〝戌亥ポートアイランド第一位〟〝ツンギレ〟〝神無月の女王〟といった呼び名を持つ。高等部二年。「最強」。

 無改造制服に瓶底眼鏡・三つ編みといった、ひどく大人しい格好をしているものの、身に纏う雰囲気は凶暴な肉食獣そのものじみたひどくちぐはぐな少女。「見上げて見下げた見上げたバカね」ほか「下等のくせに上等じゃない」など、他人を見下しまくった言動と常時半ギレな態度が全く以ってデフォルト。傍若無人にして暴虐無尽。一年次で生徒会長の座を「ぶん獲った」らしい。

 銃器を発砲すればロケットランチャー並の破壊が巻き起こり、足を踏み鳴らせば地形が引っ繰り返り、攻撃に直撃されてもノーダメージ。「触れたものを吹っ飛ばす」という単純にして究極の念動力〝バタ足アクセル(ストップ&ゴー)〟を操る超能力者。だが彼女には実は「右半身でしか能力を使えない」という致命的弱点が存在し、虚以外には隠し通せて来たこの事実を、最強を恐れず突っ込み続けることで分析材料を集めてのけた白黒に今回暴かれてしまう。だがその勝負自体はナインライヴス使用によるガス欠で倒れた白黒を容赦なくぶっ飛ばしたことで勝利している。

 本来は左利きで、戦い抜いていく為に右手も左手のように使えるようにした少女。この事実は虚さえ知らず、発覚した際には絶句していた。

 ひたすら最強であり続ける為の矜持を支える理由には「自分を引き上げてくれたある人」への想いがあるらしいが――?






     ※     ※     ※     ※     ※





神薙(カンナギ)(ウツロ)

「オレはもうエロゲーもギャルゲーもなくていい! 会長がオレの専属ヒロインになってくれたんだからな!」




〝オール・イン・ワン〟神無月学院生徒会副会長。高等部二年。

 日本刀・相州正宗を帯刀し、およそ露出して見える肌の六割がたに包帯を巻いた半ミイラ男。目元を隠すような前髪と併せて、拒曰く「エロゲーに出て来るビジュアル重視の殺人鬼みたいなナリ」。合戦(ドッグファイト)中に生徒会室で堂々と「義理の妹をベッドの上で四割がた脱がせてキスだけする」携帯ゲームをプレイしているなど、恐らく重度のオタクか何か。

 拒のことを案じたり気があるような素振りを見せたりなどしているが、真意は不明。とりあえず本人にはよくぶっ飛ばされており、よく「アッー!」という悲鳴を上げている。

 過去に拒の〝バタ足アクセル(ストップ&ゴー)〟を自身の能力で打ち破ったことがあるらしく、以来、拒が右半身でしか能力を使えないという事実は二人の間だけの秘密だった。






     ※     ※     ※     ※     ※






【和人形さん】

「犬じゃなくて――猫なんです」




〝オール・イン・ワン〟神無月学院生徒会役員。本名、年次、共に不明。

 黒髪ロングに前髪パッツン、まさしく和人形のような佇まいを持つ少女。なんらかの武道を身に付けている様子。

 野良猫の群れを率いて神無月学院へと乗り込んできた作務衣姿の銀髪小僧の報を拒と虚へ届けにやって来る。拒と白黒の戦いを生徒会室から虚と共に観戦していた後は神無月学院の最終防衛戦に参加していた。






     ※     ※     ※     ※     ※






JOKER(ジョーカー)

挿絵(By みてみん)

「この島は基本もっと派手に揺れてイイと思ってる。滞った流れは須らく腐っちまうからねェ」




 戌亥ポートアイランド統括理事会〝第十議席〟。神無月学院を「担当」している男。

 島のどこかに存在している暗闇に包まれた七七.七立方メートルの部屋の中央で島の様子を観察しながら、一人リクライニングチェアーにふんぞり返ってガラスのテーブルに両足を投げ出して座っている、病的なほど色白い「公営カジノの支配人のような」黒服黒帽子に身を包んだ人物。左頬には涙をあしらった刺青(タトゥー)を入れている。瞬間接着剤でトランプタワーをテーブル上へ直接作るなど、しょうもない一人遊びを嗜む。

 四月度合戦(ドッグファイト)の運営を取り仕切っていたが、不確定要素(カオス)を面白がるという理由で白黒の暴走にストップを掛けずにいた張本人。また、白黒の下へ神無月学院への入学案内を送ったらしい。

 科学と魔術の共同合作たる戌亥ポートアイランド製気象衛星『あまつみかぼし』が弾き出す絶対の天気予報〝天気宣言〟に「ただの勘」で匹敵出来るらしいというやり取りがあったりなどし、何を秘めてるんだか何を企んでるんだかまるで未知数。

 他議席から何かとうるさく言われることが多いようで、そうした面倒は全て全て補佐官ル・フゥに全振りしているらしい。






     ※     ※     ※     ※     ※






【ル・フゥ】

挿絵(By みてみん)

「わーわー聞きたくない聞きたくない! 聞こえない! オレの前で猫の話をするなぁぁぁぁぁ!」




 JOKERのことを「アニキ」と呼ぶ少年。〝第十議席〟補佐官。右頬には青い星をあしらった化粧(メイク)を入れている。

 JOKERの代わりに他議席からの突き上げを喰らう他、反重力エアライディングボード〝じゃじゃ馬妖精(ティンク・ア・ベル)〟に乗って七七.七平方メートルの闇の中を駆け、命じられるまま買って来た瞬間接着剤を届けなどしている苦労性。しかし「はがし液を買って来い」と言われた際にはドロップキックを炸裂させていた。

 触れたものを分子分解させ砂のように消すなど、謎の能力を持っている様子。

 話すら聞きたくないほどの猫嫌い。






     ※     ※     ※     ※     ※





【バドー・オウルシェン】

「ホゥホゥ。冗談じゃよ?」




 神無月学院院長。「神無月で二番目に偉い人物」。通称・バドー爺。白黒を駄猫と呼ばわる拒にすら「バドー爺」と呼ばれる、ある意味すげーじいさん。「ホーホーホゥ」と笑うのが口癖。

 鼻眼鏡を掛けたオールドグレーの老人で、いつも好々爺然とした柔和な微笑を浮かべている。初等部の生徒からは「絵本に出て来る物知りなフクロウのおじいさんみたい」などと言われているらしい。

 しかし実際には物知りどころの騒ぎではない〝錬金術師(アルケミスト)〟の肩書きを持つ人物であり『あまつみかぼし』の製作に関わっていたとかなんとか、色々と底知れない噂が付き纏っているという側面がある。

「チャッターボックス」という名前のよく喋るオウムをいつも連れている。

 





     ※     ※     ※     ※     ※





【神無月学院委員長勢】




 桜花晃の言及から「影の薄さで評判な忍者の人」や「雷の速度でスパーリングするシュートボクサー」などが居るらしい。

 また、ナインライヴスの反動でただのヌコ化していた白黒をぶち猫だらけの中から確信を持って捕まえたという「緋華(フェイファ)」という名前の一〇〇パーセントの人外である寮監委員長、ほか、拒が読書オタと呼ぶ魔術分野に造詣が深いらしい図書委員長〝禁書殺し(アンチ・グリモワール)〟の存在が現在明らかになっている。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ