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200文字小説集 vol.3

夏の雲(200文字小説)

作者: 日下部良介

「美味しそう!」

 窓の外を眺めていた彼女が言う。

「夏の曇ってかき氷みたいで美味しそう!」

「もしかして、お腹減ってる?」

「減ってるかも…」

「じゃあ、かき氷食べに行こうか? ご馳走するよ」

「かき氷じゃお腹いっぱいにならないよ。ご馳走してくれるんだよね?」

「えっ? まあ…」

「じゃあ、お寿司食べに行こうよ!」

「いや、それはちょっと!」

 強引に僕の手を取って歩き出す彼女。

 まあ、いっか。

 財布にいくら入っていたかな…。




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― 新着の感想 ―
[一言] 久しぶりに覗きにきました! らしさ全開でほっこりさせてもらいました
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