採取と鑑定
カウンターも数人並んでおりしばらく待つと順番が来た。
「すいません薬屋でギルドに発注してある薬草採取をお願いさせたのですがどうやったら受けれますか？」
「はいありがとうございます。知らないということは神使様ですね。」
「神使様？ただのプレイヤーですが」
「プレイヤー様の事をギルドや教会では神使様と扱っていますので間違いないと思います。」
どうやらそうゆう設定のようだ。
「ではまず登録の為にこのカードに魔力を流してください。」
カードに魔力を流すと青く光った。
「これで登録完了しました。薬草採取は常時依頼ですので採取後にカウンターに持ってきていただければ問題ありません。他の依頼を受ける場合は掲示板の依頼札を持ってきてください、依頼はランクがあり、実績を積むと冒険者ランクが上がり高ランクの依頼が受けられるようになりますので頑張ってください。」
依頼を受けたので町の東を出て薬草採取をすることにした。
町の東から少し進むと草むらの採取ポイントを見つけた。
採取すると草？（未鑑定）と種？（未鑑定）と花？（未鑑定）という3種のアイテムを入手できた。
「未鑑定とわ厄介だな。とりあえず使ってみるか。」
草？（未鑑定）を使うというか口にした。
すると手足がしびれて数分身動きが取れなかった。
ステータスを見ると麻痺Ⅰの状態異常になってしまった。
「うわこれは不用意に使わない方がいいな」
とりあえず採取できるだけ採取すると草？（未鑑定）と種？（未鑑定）と花？（未鑑定）を各６個づつ入手できた。
「とりあえず様子見で清算してみるかな」とギルドに戻っていった。
ギルドで清算すると草？（未鑑定）はササミ草とダウン草という薬草で３個づつで銅貨３枚だった。
清算の時に種？（未鑑定）と花？（未鑑定）も出したがこちらは違いますと返されてしまった。
「未鑑定を調べるのはどうしたらいいのですか」と聞いたら言語スキルか識別スキルでを図鑑を使うか、消耗品の識別のスクロールを使うか占い師に鑑定してもらえばと解るといわれた。図鑑はギルドで貸し出しもしており、購入は大銀貨１枚貸し出しは銀貨５枚、スクロールは銀貨２枚と結構高めだったので占い師に鑑定してもらうことにした。
「すいません未鑑定のアイテムの鑑定をお願いしたいのですが」とギルド内の占いカウンターでお願いをした。
種？（未鑑定）はすべてダンディライオンの種で、花？（未鑑定）はすべてパンパンジーだったので鑑定料は２回分の大銅貨６枚で済んだ。
