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女神…貴様に俺は復讐する。  作者: あきら・たなか
10/11

そして…神を・・・

「香苗どいてくれ。」

「やだ、どかない…史朗死んじゃうよ、そうなる前に私を殺してよ。」

「大丈夫だよ、俺は死なない。」そう言うと史朗は香苗のお腹に手を当てる。

「それに、俺はお前に与えて無いぞ、俺とお前の???????」

「え、それって、…嘘、そう言う事!」

香苗は興奮する、一度は言われたいセリフを聞いたからだ。

史朗は転移で香苗の元を離れ一瞬で着替えを済ませる。


「じゃあ、いってくるよ、香苗。」

「いってらっしゃい、あなた。」


※※※


女神の空間


「お久しぶりです、女神様、相変わらずお美しい。」

(―――――――――――――――――――――)


「何?まあ、褒める所から入るのは良い事ね、ゴミ虫にしては。」

女神はまんざらでもない顔をする。


「ありがとうございます。」

(――――――――――)

「それでは、本題よ、あれは何?なんで魔王と????してんのよ。馬鹿なの?」


「いえ、滅相も無い事です。女神様の言いつけ通りに、魔王を(押し)倒しました。」

(――――――――――――――――――――――――――――――――――――)


「馬鹿じゃないの、誰が????しろって言ったの、やっぱり猿から進化しただけの事はあるわね、この動物が! ????しか考えて無いじゃない。」


「黙っていろ、このクソ女神が!」


史朗は自分のスキル幻想自由魔法で、__????を唱えた。

史朗は自分のスキル幻想自由魔法で、__????を唱えた。

史朗は自分のスキル幻想自由魔法で、__????を唱えた。

「なんだと、カス虫が、死ね。」

女神は何かをしていた。……が何も起きない。

「………、何どう言う事、神の力が使えない。」女神は茫然(ぼうぜん)とする。


「あははははははははははは「ひゃはっはははははっはは「ぎゃははははははは「ぐふふふふふふ「ひゃはははは「あはははは。」


史朗は笑い転げる。__女神の顔が余りに滑稽(こっけい)だったからだ。


「なぜ、どうして何も起こらない、私は神だぞ、おいクソ虫、何をした。」


「あははっは、…わからないんですか、簡単ですよ、貴方の力を1000分の1まで落として、力を封印して、神の力を奪っただけです。」

史朗は笑顔で答える。


「馬鹿、そんなの無理に決まっているだろ!何をいっているのよ、この馬鹿。」


「いえいえ、可能ですよ、貴方が言ったんですよ、始めにね、『10分の1の譲渡まで』、『猿から進化した』、…全部喋っていましたよ。べらべらと下品に馬鹿みたくね。

そして、俺に対しての数々の『転移の失敗』、これで貴方が万能の神ではないとわかりました。言い伝えられている全知全能ではないとね……

俺の能力も前の1000倍以上です、それに初めの頃、貴方を欺く事に成功しましたから、いけると思いました。

そう、貴方は言った、猿が“偶然”進化したと、つまり予期できなかったんですよ。

人間の進化を、成長を知らなかった。」


「貴方は人間の悪意の進化を見抜けなかった。」__悪魔の様に悪く、良い笑顔で女神を見る。


「なに、なにをいっている、私は神よ、女神なの…そんな事あるわけ無いじゃない。」


「馬鹿ですね、現に貴方の状態は神ではないですよ、虫以下です、いや違うな、虫未満ですね。…貴方は。…知っていますか? 人間には『結果が全て』だという(ことわざ)があるのを。」


「貴方が虫けらで、俺は『神』になった。そういう“結果”になったんだ!」急に口調を変える史朗。


指を鳴らす、史朗は亜空間に転移する。


「なによ、ここ何処なの、知らない、私知らない…」“元”女神は戸惑う。

「何、貴方を拘束する空間だよ、俺が創った…それ。」


一瞬の内に拘束台が出来て、“元”女神は拘束される。


「何する…ゴハァァ、ガァァ……………………」

史朗は“元”女神の口を封じた。

「じゃあ、最後に!」

そう言うと、人間のような、史朗に良く似た人が何体も現れる。

全員何かを持っていた。__大人のおもちゃだ。

「では、“元”女神、まずは身体を(けが)さして貰う。貴様の嫌いな人間みたいにな。

そして、高度2万メートルからパラシュート無しで落下させ、ドラゴンに身体を喰わせて、毒や酸の沼地に放り込んでやる、それと深海や宇宙に飛ばすのもいいなぁ。……

「安心していいから、俺、再生使えるし、何度でもやってやるよ…永遠にな。」

ゴミ虫を見る眼で“元”女神を見る。


彼女は涙を流し、許しをこう眼をしているが___


「じゃあな、100年後には来てやるよ…拷問はそれからだな。」

そう言って史朗は消えてしまった、その瞬間から、“元”女神への罰は開始された…


この瞬間、史朗は紛れも無い『神』になった。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


後日談…話?


Q:どうも、士師類(ししるい)史朗(しろう)さん、いや、「様」かな、神様だし。


 どっちでもいいですよ、僕は気にしませんから(笑)


Q:では、早速、質問ですけど、その後どうされたんですか?


あ、そうですね、普通に戻って神の力で地球に戻りましたよ。生き返りました。神なんで。


Q:と、…言うと、エルドレアの人を見捨てたと言う事ですか?女性関係の清算とかは?


違いますよ、鬼畜じゃないですか、それ、今は地球に香織と結婚しています。子持ちですよ、2人も生まれています。

それで、エルドレアの方でも妻が53人、愛人8923人います。

そうだ、忘れていた、地球にも愛人5人いますよ。


Q:それって大丈夫ですか、お金とか…争いとか…愛する時間とか…その他色々?


大丈夫です、自分、神ですよ。楽勝ですよ。(笑)

地球で宝くじ買って、一等当てて、その金で株やって会社起こして、今働かなくても年間1000億はかたいので、楽勝です。まあ、あんまりもうけ過ぎるのもいけないですから控えていますけどね。 株なんて、1秒で10億儲けられますよ、個人投資家達からは「株神」なんて呼ばれていまして、ほら、自分『神』ですから

エルドレアの方は、自分、神なんでどうとでもなりますよ。王女が多いし、奴隷もいるから余裕です。

それと、時間もばっちりです。止められますから。

まあ全ては『神』だけが出来ることなんですけどね。(笑)


Q:…………………………。


あっ、調子乗っているな!って、思っているでしょ。分かりますよ、俺も経験しましたし、若気の至りですね、俺にもありましたよ、そういう時代がね。

でも気にしないで下さい、「人間」ですもんね、ありますよ、そう言う事。


Q:すいません、…そう思っていました。


いいんですよ、“一応”は作者さんだし、気にしていませんから、魂も消滅させませんよ。

前の屑と違ってね。(笑)


Q:ありがとうございます…それで質問ですが、あの後“元”女神の方はどうなったのですか?


あ~~、そうですね、多分精神やられているんじゃないかな?(遠い目)

でも、まだ生きていますよ、当然です、神になったからにはそこはきっちりとしますよ。

それと“あの後”じゃなくて、僕にとって“これから”なんで正確には分からないですね。

どうなるかは、まさに『神のみぞ知る』じゃないですか?


Q:なるほど、しかし、何時頃、元女神に勝てると思ったのですか?


あ~~、来ましたね、その質問、それは冒険する内に分かったんですが、実際は最初の転移後に勝ち筋がありました、…僕も馬鹿でした、でも、当時の僕頭に血が昇っていて、それと疑心暗鬼にもなっていました、とにかく慎重になっていましたから、…で旅の中盤位ですかね、あれ、神を(あざむ)いたことあるよな?って、気が付く事件がありましてね…そこです。(笑)

それ以上は話せませんよ。恥ずかしいですから……


Q:いや、…そこの答え欲しかったですね……、いいです、切り替えましょう、そのスキルの質問ですが『神を(あざむ)きし者』でステータスとか、伏字とか多かったですよね?それとステータスのスキルとか「?」が多かったですよ。

最後の会話なんて、史朗さんの文字、取り消し線引いて、気持ちも伏せてありましたもん。

あれってどういう事なんですか?


はいはい、そうですね、『神を欺きし者』なら、読者も欺いたといった所でしょうか。

まぁ、あとは都合とかありますから、ご想像にお任せしますよ。


Q:あ~~、そうきますか、困ったな、どうしようか、あっ、そうだ!

最後に地球に居る奥様香織さんと、エルドレアの魔王だった香苗さんどっちが大事ですか?


う~~ん、そうですね、『神はいつでも公平です。』


Q:…逃げられましたね。……まあ、いいです、逃げの常套句(じょうとうく)にやられました。ありがとうございました。


はい、ありがとうございます(笑)

では、皆さん、私はいつでも見守っていますよ。士師類(ししるい)史朗(しろう)でした。

             

 Fin


後は、この小説の最後の後書を書いて終わります。

物語は終了ですよ。

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