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ダイシング・ダンジョン  作者: うp主
3/9

フラグ回収。ここはどこ?

目が覚めたら見知らぬ森の中・・・テンプレですよね~。

目が覚めたら・・・青空?

確か昨日は終電を逃して・・近くの値カフェで夜を明かしたはず。。。

目が覚めたら見知らぬ森の中とか・・・。

夢か?

いや、そんなことより急がないと。

見知らぬ景色に混乱しながらも時計を見て、朝礼の時間まで後30分を切っていることを確認する。

「ハヤク・・・出社しないと。」

どこかも分からない場所で目覚めての第一声はそれだった。

”ふむ・・・ここで目を覚ましての第一声がそれか。夢も希望も無いのぅ。”

誰かの声が聞こえる。

だが僕にはそれにかまっている時間は無い。

遅刻は減給の対象なのだ。

遅刻したら上司が笑顔で案件を追加してくるのだ。

遅刻したら・・・。

僕は駆け出した。

”って、どこに行くんじゃ!?”

また何か聞こえた気がする。


さて、いきなりだけど簡単なシュミュレーションをして欲しい。

目が覚めたら見知らぬ森の中。

その上目印になるような建物などももちろん見えない。

どっちに行けばいいのかも分からない。

それでも走り出さずにはいられなかった。

とりあえず勘を頼りに走った。

さあ・・・どうなったと思う?


もちろん・・・迷った。

今、僕は絶望に身打ちひしがれている。

もちろん森で迷ったことにではない。

遅刻が確定してしまったことにだ。

無常にも時計はすでに10時を示している。

「ああ・・・でももう辞めるからいいか。今日は・・・休もう。」

もちろん携帯電話は圏外である。

僕は全力疾走を続けフラフラになった身体を横たえて考えを巡らせる。

そういえば・・・なんでこんな所にいるんだろう。


主人公の社畜根性は芯まで根づいています。

え?

普通見知らぬ森の中で気付いたらそれどころじゃない?

目覚める前の明日辞表を出す話はどうなったかって?

これが日本で一番暑いトゥルーブラックカンパニー(以下TBC)の新人教育の・・・チカラだ!!!


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