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朝、目覚めたら異世界にいた  作者: ラッキーライン
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あいつには……


「……麻理華がいなくなっただと。」


麻理華と庭で別れてから数時間後。

あまりにも、麻理華の帰りが遅かったので家来に麻理華を探して来るよう命じたのだが…………。


「はい……。麻理華様は庭の何処にも姿が見えませんでした……。」


とのことだ。

犯人は、あいつしかいない。

姫を誘う魔導師である、あのカイだ。

間違いない。あいつだったら城の警備をすり抜けて庭に入ることも可能だ。

カイ…………。

犯人があいつなら麻理華の身が危ない。

もしかしたらもう、あいつの魔法にかかってしまっている可能性もある。


「……すぐに、最後に麻理華が庭のどこにいたか聞き込んでこい。」

「はっはい!分かりました!」


俺は家来に聞き込みを命じた。

最後に麻理華が何処へいったのかさえ分かれば麻理華を助ける手がかりになるのだが…………。


「レイ王子!庭師に話を聞いたところ、麻理華様は庭の奥にある立ち入りが禁止されている『誓いの領地』へ少年と行ったようです。」


誓いの領地……………。


あそこの魔力は特別強く、普通の者が立ち入ればたちまち死んでしまうという。

カイは魔導師だ。楽にあのエリアに入ることができる。


となると……………。

麻理華はもう、カイに洗脳されている可能性が高い。

急がなければ、あいつに何をされるか分からない。


「……麻理華を助けに行く。」


俺は、家来にそれだけ伝えると武器であるライフルを手に城を出た。


麻理華は…………。

麻理華は絶対に助けてやる。


あいつは、俺の姫君だからな…………。


絶対にあいつには渡さない……。


どうも、ラッキーラインです。

またまた、投稿遅れて申し訳ありませんでした。

次回からはもう少し早くできるようにしたいと思います。


では、また次回!

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