雪
「私の体は、アーマードシステムのせいでボロボロだ。」
「アーマードシステム? どういうことだ? 私には全く分かりませんが...」
「それで、前輩は今の俺たちの強化装備がまだ完成品ではなくて、研究所が俺たちを実験台にしていると言っているのですね。」
前輩の言葉の重さで、周りの雪の結晶までが震えているようです。
「いいえ、そうではない。研究所がそんなことをするはずがありません。私たちは変異獣と戦うためにこの装備を与えられたはず。」
「でも、前輩はここに来た時から何か変だと感じていたと? そして部屋のパソコンに証拠があるとも。」
「まさか...変異獣も研究所が作り出したものなのですか? 究極の生物兵器を作るために、前世代の生物兵器を放ったというのですか? そして私たちの新しい装備を使って倒すことが目的だと?」
「そして、軍部の真の狙いはそういった新兵器を作り出す...」
けど、そこで前輩は血を吐いてしまいました。雪原に深い赤が広がっていきます。日の丸と同じくらい目立つ。
くそ。 。 。もう時間がない。 。 。当初は体が持ちこたえられると思っていたのですが、今は持ちこたえられないようです。まだ解決されていない最も重要な問題は、誰が責任人だ。他の人を巻き込みたくなかったのが、他に方法がない。
「未来は、君に渡す。」
。 。 。
先輩は学校の先輩です。離島で生まれた俺は、一度も歓迎されたことがなかった。軍のキャンプでは常にいじめに遭い、状況が好転することは決してないように思えました。
この時、先輩が出てきました。東京の郊外に住んでいる人たちでさえ、おれのような田舎者を蔑視することはなかった。彼の優しさは、太陽のように輝き、おれの生きる勇気となりました。
彼女は、俺の太陽だ。
なかなか口には出せないのですが… 。
。。。わかりました。
彼女の体温が冷めていきます。俺は前輩の変身器を手に取り、最後に体を撫でました。先ほどまではまだ呼吸をしていた体が、一瞬にして硬く冷たくなってしまった。
たとえ先輩のためだとしても、その意志を継がなければなりません。たとえ自分の命を犠牲にしても。
いずれにせよ、おれの命は彼女によって与えられたのです。
おれは彼女の変身装置を手に取り、最後にもう一度彼女の体に触れた。雪の中では、本来は温かかった体が棒のように硬くなってしまいます。
心配しないで。おれはこの謎を解き明かします。
そして、奴らを抹殺する。




