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エルフのやつより「頓挫」

エルフのどうたらて

06 題名


「結局どこに向かっているの?」


「んー…あー…」


水の都を後にしてからどこか思い詰めているようなマオに聞くのに少し時間がかかった


ずっと、聞いた方がいいのかな…迷惑かな…とか思ってたけどキリがないのでやっぱり聞くことにした


「ちょっと、かるーく世界を救いに行こうかと」


それはものすごく規模のでかい…


「えっ?」


いや、もしかしたら、もしかしなくても聞き間違いだろう


「いや、だから世界を救うわ」


聞き間違いじゃなかった…


「…」「…へぇ」



そっから具体的な話はしてない


魔物が出たから対処しながら旅の再開に至った、ので、ここらの魔物の話と地形やダンジョンで何が取れるかの話になったから…


魔物を相手にして軽口叩けるほどの余裕は自分たちにまだない



まぁ盛り上がったのはここらに温泉があるらしく、はいってみたいねーなんて話だ


…マオのこういう聞きずらい空気を出すところ、あまり好きじゃない



「宿…ここじゃないわ」


なんでも炎帝領にいるらしい


炎帝領は土地も含めてだいぶん広い

それに管理は出来ている方らしい


火山もあり、温泉の観光地もあり

冒険者の湯治にも効果があるとか



今現在いる町は炎帝領の街の一つ

温泉もないことは無いが冒険者向けだとか


十分に広いと思ったこの街だが領主の住んでる街にはかなわないとか何とか


いや、そこまで贅沢は求めてないよ?



マオは宿選びに集中している、なんでも冒険者じゃないから装備の施設はいらないとかどうとか


つまりは温泉宿選びなわけだけど


「この宿にしましょう」


パッと見で豪華と分かるような宿を選んだマオ


お金あったっけ…


ポケットのサイフを確認する

…串焼きは買えるかな


「コウ?お金なら大丈夫よ?」


そう言って宿に入っていくマオ



ひ、ひえぇ…



マオと自分の出会った時の身長差はほとんど変わらないくらいだった


同じような背だったのだ



人とエルフの差がハッキリと出たのは時間と共に明確に出ていた


成長速度があまりにも違ったのだ


傍から見れば姉と弟くらいには身長差がある


…だからって!


「マオっ自分で洗えるって!」


「まぁまぁ、裸じゃないんだから遠慮しないのー」


いわゆる混浴のお風呂らしく

脱衣場で別れたと思いきや、中で合流したのだ

コイツ(作者)は何が描きたかったんだろうな?

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