自殺未遂日記
常々鬱々とした気分を抱えていました。
あるときふと「あ、そうだ死のう」と考えました。
するとどうでしょう。今まで抱えていた鬱々のした気分がストンと消えてくれました。
それが嬉しくなり、さっそく死ぬ方法を考えてみました。
何がいいでしょうか?首吊り、飛び降り、溺死色々あります。
できたら、楽にやれるのがいいと考えまずは首吊りに挑戦してみました。
さて、どう首吊りをしましょうか紐は家にあったビニールテープを使いましょう。そうしましょう。
さっそく吊るせる場所を探しました。
頑丈な場所でなければ体重に負けて失敗してしまいます。
そうだ!
ドアノブで自殺をした話を聞いたことがありました。
ドアノブで挑戦してみます。
〈1回目〉首吊り
首にテープを巻き付けてドアノブにも括ります。
動きにくいです。
それだけです。ドアノブの高さとテープの長さをもっと考えれば良かったです。
これでは失敗です。
前回の失敗を考慮してもう一度挑戦しましょう。
そうしましょう。
〈2回目〉首吊りⅡ
首にテープを巻き付け今度はドアノブの高さも考え括りましょう。
段々の目の前が暗くなってきました。
ちょっと痛い、テープが首に食い込み擦れて痛かったです。
せっかく目の前が暗くなってきたのに現実に引き戻された感が半端ないです。
しかも、死ねませんでした。失敗です。
痛いとイラっとして少し冷静になってみたら右耳の感覚が無くなっていました。
何故でしょうか?
脳に酸素が一時的にいかないだけでも後遺症とかが残るようです。酷いと失明や知的な障害も残るとか…
死にはしたくても後遺症は嫌です。
しかも首吊りは20分くらいしないと死ねないそうです。
20分も痛いし、失敗すると後遺症悪いことしかありません。
後遺症が怖いので次は首吊りはやめてみましょう。そうしましょう。
何がいいでしょうか?
頸動脈切断など刃物は身近にあるしできそうです。
〈3回目〉刃物
頸動脈は筋肉に囲まれてるので刺すようにしないと上手くいかないそうです。
また、切ろうとするのにも勇気がいるでしょう。
さて、何回目に成功することができるのでしょうか。
これはフィクションです。
嘘が1つあります。