表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ここは、魔導研究所  作者: 紅藤
本編(Mシリーズ+Aシリーズ)
89/527

M-087 ミストフラッシュ


ミストフラッシュ

魔法のとんずら




「ミストフラーッシュ!」


 魔法使いの威勢のいい声が闘技場を切り裂く。

 ついでにわだかまっていた状況も切り裂いた。


「なんだ?」

「まぶしっ……」


 魔法の粉がミスト……霧のように飛び散り、それ自体が眩い光を放つ!

 数百個の粉が一斉に瞬き、相手は強制的に盲目の状態異常になる。


「直視してるはずなのに眩しくない……」

「システムってすごいなあ」


 当然スカイアドベンチャーも盲目状態になる、と思いきや。

 状態異常:盲目を防ぐアクセサリーを持っていたのでまるで効かなかった。

 なお、舟長だけは50%の確率で防ぐアクセなので、運ゲーであった。

 そして、舟長は運ゲーに勝った。


「おまえらはホワイトカードだもんな。100%無効……羨ましいぜ」

「よし、今のうちに敵をやっつけちゃおう!」

「きゃー魔法使いさんってばゲドー」

「今ゾワッっと来た」


 斧戦士の黄色い声が、味方の戦意を下げているが気にしない。

 外道担当から外道宣言された魔法使いは、エナジーフォースを撃つ準備をしていた。

 トランス・トランス・エナジーフォース。強いです。

 誰にでも勝てそうな魔法の呪文です、いや割とマジで。


「じゃあ、ボクも外道になろうっと」

「気絶すれば盲目の状態異常は消えるからな。おれたちったらいい人」

「さすが外道担当は言うことがちげーな」






魔「サングラス要る?」

舟「そういえば、盲目のみ100%で防ぐアクセあったよな」

ア「それがサングラスだよ。忘れちゃったの?」

舟「そ、それぐらい覚えてるし!」

魔「おー熱い熱い」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ