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ここは、魔導研究所  作者: 紅藤
本編(Mシリーズ+Aシリーズ)
73/527

M-071 ゲットマジック


ゲットマジック

のっとり魔法2




「昨日、マニュピレートって魔法作ったじゃない」

「うん。それが?」

「乗っ取るのって、人じゃなくてもいいよね」

「え!?」


 魔法使いの意識が斧戦士寄りになったその日の夕方、彼女は新しい魔法をお披露目した。


「パクってものにする魔法、ゲットマジック!」


 そう唱えると、あらかじめヒーリングエリアの魔法を展開していた舟長が何かに気付く。

 自分が操っていた魔法が手から離れ、魔法使いの方に飛んでいこうとするのだ。


「ちょ、ちょちょちょちょちょ」

「よし、成功! ヒーリングエリア!」


 慌てる舟長とその他の三人、魔法使いに降る魔法の煌めき。

 五人はちょっとだけHPを回復した。


「SP消費は先方持ちですか」

「効果は舟長基準だけどね」

「暗に効果がしょっぱいって言うな」






魔「ゲットマジックのSPは50。プラス、ヒーリングエリアのSP消費で、合計100のSPがわたしから失われました」

斧「手を突っ込んでパクったりはしないの?」

魔「暑かったり冷たかったり、わたしはいやです」

ア「ボク知ってるよ、魔法陣って剣で斬れるんでしょ?」

魔「この世界では斬れません!」

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