M-066 ファイアバレット
ファイヤバレット
火の弾
「ファイヤグラント!」
魔法使いの補助魔法が斧戦士に吸い込まれていく。
ピカッ。
斧戦士から光が放たれ、斧戦士は炎属性の攻撃ができるようになった。
「ベルセルクアタック」
斧戦士の攻撃が花のモンスターに食い込んだ。
効果は抜群だ!
モンスターは萎れていく。あと一息!
「ファイアチャージ!」
魔法使いが唱えた魔法はモンスターの頭に直撃。
モンスターは光の粒子となり消える。
「ふう……」
「これで五体か」
「あと三体だから、気を抜かないで行こうね」
「斧戦士さん、ちょっとこっち来て」
「……?」
ちょっとした雑談を終えるとすぐ戦闘だ。
さっき倒したような、花の化け物がSKの目の前に立ちはだかっていた。
「来るぞ!」
立ち向かうは、SK。
魔法使いの魔法使い。
盗賊の舟長。
剣士の剣士。
アサシンのアサシン。
銃士の斧戦士だ。
「えっ銃士? なんで?」
「ちょっと試したいことがある」
銃を構えた斧戦士はそう言って、赤色に光る弾を銃に押し込んだ。
「ファイアバレット!」
花は萎れる間もなく燃え尽きた。
魔「炎属性を付けるのがたるくなって来たので、炎属性の弾を使ってもらいました」
斧「SP消費はやや高め。弾は事前に炎の力を込めておく必要がある。まだまだ改良がいるね」
舟「フレイムバレットとか言いようがなかったのか?」
魔「ネーミングセンスに関してはノーコメントとさせていただきます」




