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ここは、魔導研究所  作者: 紅藤
本編(Mシリーズ+Aシリーズ)
55/527

M-053 ソイスロー


ソイスロー

節分魔法




「今日という今日は絶対に聞いてもらうぞ、魔法使い」

「えっ、わたしなんか悪いことした?」

「そこそこ悪いことしてる」


 朝から舟長に取っ捕まった魔法使い。そこそこ悪いこととは何なのか、頭をひねるが全く思い付かない。


「何の話?」


 だから、単刀直入に聞くことにした。すると舟長は、一瞬真顔になり、それからいい笑顔で魔法使いを掴んだ。


「節分魔法ってなんだよ」

「節分の豆まきをしてくれる魔法のことだよ」

「なに普通に説明してんだ。正直それは手でやった方が早いし、SPも要らないだろ」

「これは攻撃魔法としても使えるんだ」

「まさか! ……(オーガ)族特効!?」

「そう。間違って隣のうちに上がり込んでしまった鬼役のおじさんとかを、撃退できるよ」

「おじさーん!」






舟「こいつ、この間豆を食いながら、『節分の香りがする』とか言ってたんだぜ」

魔「だって加熱処理した豆なんか、節分ぐらいしか食べないじゃない」

舟「いや、普通に豆の匂いがするって言えば良いだろ」

ア「どうでもいいよ」

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